戦国十二刻―始まりのとき

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戦国十二刻―始まりのとき

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  • サイズ 46判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334912970
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

死して生まれよ。大胆で斬新!歴史を操る時代小説イノベーション!!誰もが知る史実の中に驚きの因縁が。名高き軍師たちの、新たな時代へとつながる濃密な24時間。

著者等紹介

木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。ハウスメーカー勤務後、フリーライターとなる。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。2014年『宇喜多の捨て嫁』が刊行され、直木賞候補となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

191
♪めぐるめぐるよ時代はめぐる、別れと出会いをくり返し、今日は倒れた戦国武将たちも生まれかわって歩き出すよ。時代の巡り合わせを見事に織り込み、戦国史の中の脇役たち六人それぞれの視点から、十二刻(24時間)を臨場感一杯に描き出すよ。麒麟がくるの影響で、斎藤道三・明智光秀の話では、本木雅弘・長谷川博己を思い出すよ。モックン、ものすごい迫力を醸し出すよ。木下先生は、逸話史実から抜群に面白い合戦ストーリーを創り出すよ。戦国時代小説ファンと心斎橋の名前の由来を知りたい人には、是非読んでほしいって、この本を差し出すよ。2020/02/19

starbro

184
木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。応仁の乱から大坂夏の陣までのドキュメンタリ風の十二刻(24時間)ドラマの連作短編集、悪くはないですが、少し読み応えに欠けます。著者には長編で勝負して欲しいと考えています。2019/10/11

yoshida

135
応仁の乱から幕末維新までを描く連作短編集。史料ではなく小説なので、まさかと思う演出も出て来る。それでも歴史好きの知識をくすぐる内容を散りばめる木下昌輝さんの作品は好感を持って読める。冒頭の応仁の乱の時は有力守護の配下であった朝倉、織田、毛利達に加え、当時は伊勢新九郎であった北条早雲も登場する。指が6本ある大工は秀吉の祖父くらいか。斎藤道三に謀反の極意を教わる若き明智光秀など斬新。あまりに荒唐無稽になり過ぎずに纏めるところが、木下昌輝さんの上手さと器用さだと思う。今度は長編で骨太な作品を期待したいですね。2019/11/04

とん大西

117
生煮えの野心を拡散し、室町秩序を崩壊に導いた応仁の乱。沸騰し始めた野心が衝突を繰り返す。骨肉の争い、下剋上-血で血を洗う百年余。終着点は大坂城落城。時を超え時を繋ぎ、主役も脇役も、揃いも揃った戦国オールスター。木下さんのお家芸ともいえる摩訶不思議なテイストで連作短編が一大戦国絵巻に。斎藤道三、島津義弘、毛利元就、竹中半兵衛、長宗我部盛親…。英雄達のその時その刹那。巧みに描かれる複雑な胸中。やはり、木下作品は読み応えあります。ラストのアレ!粋です。ああいう心ニクいとこが好きやなぁ(^^)2019/09/28

あも

92
どうしてこんなに異なる話を繋ぐのが上手いのか。歴史連作といえば木下昌輝といって過言ではない。一話目では応仁の乱を舞台に、戦国オールスターの父や祖父を登場させることで乱世の到来を予感させ、最終話では大坂夏の陣を題材に、戦国の終わり=新時代の始まる瞬間を鮮やかに描く。その他の話も、竹中半兵衛がいかにして天才軍師になったか、毛利家はなぜ天下を望めなかったのか、といった歴史を動かした原因、後の事件の萌芽のような始まりを独自の解釈で物語る。それらが繋がり合い重なり合ったレイヤーが美しい絵を産むかのような見事な一冊。2019/08/24

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