内容説明
麻布十番の料理屋「味六屋」は政財界の大物がお忍びで通う名店だ。流れ板の銀次と女房の町子が切り盛りする小さい店に、馴染みの政治家から珍しい注文が入る。接待の相手は右翼の重鎮で、オーダーされたのは戦時中に中国で食べた“狸汁”。銀次はその料理にこめられた男の思いを叶えることができるのか―(表題作)。舌よりも心に残る料理の味わいを描く傑作短編集。
著者等紹介
柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件 最後の証言』で第五十九回日本推理作家協会賞と第二十四回日本冒険小説協会大賞を受賞。’07年に『TENGU』で第九回大藪春彦賞を受賞。小説からノンフィクションまで幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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