内容説明
佳き酒、佳き肴は、店主の誠実さのたまもの。老舗への道を歩む、若き居酒屋との出会いは、嬉しく、大事にしたいものである―。東京に数ある居酒屋の中で、開店から10年に満たないような若い店ではあるが、今後「老舗」になっていきそうな気骨のある22軒を、太田和彦が訪ね歩く。居酒屋の達人が自信を持ってお薦めしたい、東京の新しい良い店と、その味わい方。
目次
冬(タキギヤ 荒木町―若夫婦が営む時代小説に出てきそうな居酒屋;器楽亭 久我山―郊外の落ち着いた住宅街に腕利きの店主あり ほか)
春(みを木 銀座―美大出身の女性店主が営む銀座二丁目の銘酒居酒屋;有いち 荻窪―酒にも魚にも真摯に向き合う若き料理人の心意気 ほか)
夏(樋川 大岡山―私鉄沿線の住宅街に地に足のついた名居酒屋あり;沿露目 門前仲町―粋と洗練を持つ若き店主のこだわりを共に楽しむ ほか)
秋(まきたや 下高井戸―都心から離れた各駅停車の駅で、ただいまと言いたくなる店;釉月 東日本橋―酒も魚も全方位、新店に移りさらに充実 ほか)
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年中国北京生まれ、長野県出身。デザイナー、作家。東京教育大学(現・筑波大学)教育学部芸術学科卒業。資生堂宣伝制作室アートディレクターを経て独立。2001~’08年、東北芸術工科大学教授。本業のかたわら日本各地の居酒屋を訪ね、数々の著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐々陽太朗(K.Tsubota)
夜長月🌙@5/19文学フリマQ37
のぶ
おいしゃん
かいちゃん