内容説明
情報技術の革新は、メディアや産業の構造を根底から変え、超国籍企業を生んで労働と富のグローバル化を加速し、国ぐにの力を殺いだ。ITを基盤としたシステムそのものが権力化するなか、個人もまた、生きかたの変容を迫られている。これから来る世界はいったいどのようなものなのか。そこでわれわれはどう生きていけばいいのか。斯界の第一人者が、テクノロジーの文明史を踏まえて未来の社会像を鮮明に描き出す。
目次
プロローグ 現代―第三の産業革命が起きている
第1部 中世―多くの民族がともに栄えた帝国の時代(かつてヨーロッパは辺境の地だった;なぜ中世の帝国は滅んだのか)
第2部 近代―私たちが「国民」になった時代(「国民」は幻想からやってきた;「民主主義」という栄光;崩壊していく民主主義と国民国家)
第3部 未来―“場”の上でレイヤー化していく世界(すべては“場”に呑み込まれる;レイヤー化する世界;「超国籍企業」が国民国家を終わらせる;新しい世界システムと私たち)
著者紹介
佐々木俊尚[ササキトシナオ]
1961年兵庫県生まれ。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社で12年あまり事件記者を務めた後、月刊アスキー編集部に移籍。独立後フリージャーナリストに。ITと社会の相互作用と変容、ネットとリアル社会の衝突と融合を主なテーマとして執筆・講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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