出版社内容情報
トランプ時代に分断を深めたアメリカはどこへ向かおうとしているのか。分断を乗り超えられるのか。分極化を軸に、制度やアクター、政治的インフラストラクチャー、政策に焦点を当てて、左右のポピュリズムの台頭に揺れるアメリカ政治の変化を読み解く。
内容説明
分断を乗り越えられるのか。トランプ時代に分断を深めたアメリカはどこへ向かおうとしているのか。分極化を軸に、制度やアクター、政策に焦点を当てて、左右のポピュリズムの台頭に揺れるアメリカ政治の変化を読み解く。
目次
序論 現代アメリカ政治の地殻変動―二大政党主流派連合の変容
第１部 政治制度の変容（権力分立―なぜ大統領は「行政権」を持たないか；大統領制―分極化の進展と議会を迂回する大統領 ほか）
第２部 アクターをめぐる変化（女性―連邦議会における女性議員数増加の意味；黒人―ブラック・ライブズ・マター運動からみる人種状況 ほか）
第３部 政治的インフラストラクチャーの変容（シンクタンク―政策エリートの変容；労働組合―法的権利をめぐる党派対立の激化 ほか）
第４部 政策的対立軸の変化（移民―トランプ政権期の分断を乗り越えることは可能か；警察―分極化と「警察の軍隊化」の政治争点化 ほか）
第５部 分極化の先に（政治教育―トランプ以降の公民教育と民主主義；中道派―ニュー・デモクラット／「第三の道」とその後 ほか）
著者等紹介
久保文明［クボフミアキ］
防衛大学校長・東京大学名誉教授
中山俊宏［ナカヤマトシヒロ］
慶應義塾大学総合政策学部教授
山岸敬和［ヤマギシタカカズ］
南山大学国際教養学部教授
梅川健［ウメカワタケシ］
東京都立大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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Fumi Kawahara
めぐりん
