内容説明
笑犬楼から見渡せば、世間はムカつくことばかり。執筆十年、衝撃の「断筆宣言」まで収録した、四方八方木っ端微塵の百一本。ラスト・エッセイ集。
目次
「笑犬楼よりの眺望」原稿料を暴露する
報道カメラマンからわが身を守る方法
突撃レポーターが開き直りはじめた
昔むかし、作家は悪かった
匿名子よ、名を名乗れ
サトウサンペイはなぜ嫌われるのか
作家=炭坑のカナリヤなのだ
川上宗薫に文学者魂を見た
たかがマリワナごときで
喫煙者差別に一言申す〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
23
★★☆☆☆ 断筆宣言あたりのエッセイを収めた一冊。とにかくぎっしりな内容で筒井色全開の内容は読んでいて爽快である。内容は普段のエッセイからすれば「噂の真相」というところに連載されていただけあって、社会派・ゴシップ色の強い内容が多い気がする。こういうの読むと、改めて筒井康隆ってあんなにドタバタもの書いてても、相当頭いいんだなあと思う。 2017/10/26
吉右ヱ門
1
特濃。エッセイとかコラムは、基本話し言葉で日常の雑事や胸中などを軽妙に書くことがほとんどですが、この本はみっちりぎっしり文字が詰め込まれ、内容が濃いので読むのに時間がかかる。毒舌っぷりが愉快で、罵る語彙の豊かさがまた楽しい。過激な言葉もあるけれど、最初からちゃんと読んだら真意というか愛情がちゃんと汲み取れて、感受性の強さにぐっと来ます。特にマスコミへの批判のくだり。強い意志でもって綴られた文章にただただ圧倒されました。書かれた日から随分時は経っているのに、なんにも変わっていないヨノナカにもびっくりしたかも2010/07/22
おどやまおどす
0
1996




