出版社内容情報
戦前、戦中を通じて紙芝居屋をしている田中天声の元にGHQから東京裁判への出廷要請が来た。歌と笑いとともに繰り広げられるドラマの中から東京裁判に隠されているとてつもなく大きなカラクリが浮かび上がる。
前作「紙屋町さくらホテル」(小社刊)で天皇の戦争責任をテーマに取り上げた井上ひさし氏は、今回敗戦後すぐに行われた「極東国際軍事裁判」、いわゆる「東京裁判」とは何だったのだろうか、という大きな主題に挑みました。 日本人ひとりひとりに「東京裁判」はどう絡み合い、その裁判に、連合国側のどういったカラクリが隠されているのか、笑いと音楽をふんだんに盛り込み、庶民の視線から歴史の裂け目を探った傑作戯曲です。 戦前、戦中を通じて紙芝居屋をしていた男・田中天声に連合国総司令部(GHQ)から東京裁判の検察側証人として出廷するよう要請があった……。この紙芝居屋を中心に、その妹の元芸者、復員兵、検事局の女通訳などが、歌と笑いとともに繰り広げるドラマの中から東京裁判の謎が明らかにされてゆく。
内容説明
紙芝居屋が解き明かす「東京裁判」の謎とカラクリ。最新傑作戯曲。



