出版社内容情報
ある朝、目ざめたら、男前になっていた・・・ンな、バカな!
著者の新境地!勘違い男子のラブ・ロマンス。
「ある朝、星沢皇児が妙に気掛かりな夢から眼を醒ますと、自分が寝床の中で見知らぬ恐ろしくハンサムな男に変わっているのを発見した」 フランツ・カフカ『変身』の冒頭のパロディで始まる、勘違い男子の勘違いラブ・ロマンスである。主人公の星沢皇児は、としまえんにあるさびれたメリーゴーランド「カルーセル・エルドラド」をこよなく愛する売れない漫画家。見た目も不細工だったはずのその彼がハンサムになったとたん、人生が大きく動き(狂い?)はじめる――。 あの『下妻物語』テイストが全開! 嶽本野ばら待望のエンターテインメント路線、書き下ろし最新作!!
内容説明
ある朝、目ざめたら、男前になっていた…ンなバカな!笑いと涙のスーパーエンターテインメント。
著者等紹介
嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都府宇治市生まれ。2000年、書き下ろし小説集『ミシン』(小学館)で作家デビュー。2003年、『エミリー』(集英社)、2004年『ロリヰタ。』(新潮社)が二年連続で三島由紀夫賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
TARO
19
カルーセルエルドラドの描写に圧倒された。ここまでの熱量で、一度も見たことが無いので残念。カフカに倣い、変身後に人間の醜悪さを抉り出す話かと思えば、そうでは無く、おちゃらけたコメディだった。2024/08/01
miki
16
ある朝、目が覚めると誰しもが頷くイケメンになっていた俺。今作も笑いの要素がふんだんに盛り付けされていましたが、ヒロインがゲロ子はない(笑)悪いか正しいか、美しいか間抜けか、目に見えるものもそうでないものも、これらの判断は常にレートが揺れるもの。美醜の存在は認めるけれど、それが必ずしも絶対的な価値観ではないんだろうな。美学というなの性格や行動のヒロイズム化も考えようかもしれない。2014/11/15
たくのみ
12
カフカではなく、『ハンサムスーツ』だった。売れない漫画家が、イケメンになって、勘違いしながらも、その薄っぺらさに気づいていく…本当に自分が求めていたものなんなのか、純愛を変化球で描く、嶽本のばらさんらしい一筋縄ではいかないお話。豊島園のエルドラドで募金を続ける、グリッタ嬢のような非モテ女子が本当のヒロインというのがスゴイ。2014/12/07
かりん
9
嶽本作品2作品目。外見より中身が大事ってことなんだろうな・・・それは解かるが、物語に入り込むことができなかった。好き嫌い分かれる作品に思う。2015/04/12
Meg Mog
8
再読。と言ってもブサメンがイケメンに変身したのとコムデギャルソンくらいしか覚えてない。読んだらやっぱコムデギャルソンしか印象に残らない…結局どういうことだってばよ!!ゲロ子が要と思いきやそうでもないし…マドレーヌの言ってる事まったく理解できないし…辛い…😣普通ならば美形になったら調子乗りまくりなはずなのにブレない主人公にある意味感動。しかし男も女もある程度の年齢いったら純潔守るのは逆にキモいよ…😅主人公と言うか作者のカルーセル愛すごい。2022/07/31




