内容説明
みかん1こをむくだけでどうぶつの形になる前代未聞の工作えほん。
目次
用意するもの
みかんのむきかた
むきおのおおみそか(うさぎ;ねずみ;うし ほか)
むきおのおしょうがつ(いか;さそり;トナカイ ほか)
かんそうさせて保存しよう
いろいろなくだもので作ろう
著者等紹介
岡田好弘[オカダヨシヒロ]
1965年大阪府生まれ。札幌市在住。大阪芸術大学芸術学部美術学科卒。Estandarte para Ias naciones聖書学校卒。キリスト教会牧師
神谷圭介[カミヤケイスケ]
1979年千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒。「おとなのおりがみ」「生き物の持ち方大全」(山と渓谷社)などのイラストと文章を手掛ける。スガタデザイン研究所所属。また、コントユニット「テニスコート」のメンバーとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
103
図書館本。普通なら剥いて捨てられるだけのみかんの皮を使った、芸術作品の数々。その自由な発想と作品の完成度の高さが素晴らしく、ただただ感心。緑色の作品にしたい時は極早生みかんを使ったり、みかん以外の果物(柚子・夏みかん・マスクメロン・アボカドなど)の皮を使えば、季節関係なく1年中作品を作るのが可能とのこと。主人公のむきお君の日記と登場人物達の掛け合いが、何ともシュールで笑える。2020/01/25
あじ
68
本を開くと消ゴムのカスがこぼれた…これは!誰かがみかんと格闘した痕跡か?特に「さる」と「いか」のページに集中している。どちらもレベル指数が高いっ!横着者の我輩には緻密な設計図は不要。サササッと“ささら電車”のごとくペンを走らす。みかんを転がしヘタ、ヘソ、脇腹「こんなもんかな」ぐらいの気持ちで切り取る。みかんの皮の状態により、よれたりするのは致し方なし。見本の下絵は目安。出来上がりはそれらしくなる。驚く事に皮は捨てる部分がない。ここは要らないから、切り取りましょうはご法度。この冬、みかんマスターを目指す!2014/10/14
里季
54
なにこれ、めっちゃ面白い!工作の本なのに、絵といい、主人公むきおの感想文といい、シュール。それにしても、ミカンの皮をこんな風に剥くってすごいね。第2弾もあるらしい。どんだけ剥くねん、みかん。2015/11/19
みっくす
50
この絵本を借りたあと、スーパーでみかんも買って帰りました。だけど結構難しそう! 1個のみかんを綺麗に使って作品を作り上げるとは、もはや芸術です。簡単そうなうさぎを旦那が、へびを私が作りました。小学生になってから、子供と一緒に作ってみます。2016/01/14
しゅわ
49
【図書館】インパクトがあり過ぎる表紙からも想像できる通り、強烈にシュールな一冊。むきおくんとその家族が繰り広げる“みかんの皮アート”の数々はムダにクオリティが高くて笑ってしまいます。オモシロ本が好きな方にはもちろん…きちんと作り方が紹介されているので…これからの年末年始、こたつに入って“実用書”として活用できるかも!?2015/12/13
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