出版社内容情報
2005年に発売された同書を、著作権保護期間の延長、条文の変更など現代に合わせてアップデート。SNS時代にも有効な一冊に。
内容説明
ネットやSNSの発達で、著作権は芸術家や作家などのクリエイターのみならず、一般ユーザーにとっても身近で必須の知識になった。映像・音楽・出版・ネットなど産業や社会の動向さえ時に左右する著作権とはどんな権利なのだろうか。著作権はどのような場合に生まれ、具体的にどのようなことができ、そもそも何のために存在するのか。本書は、著作権を専門とする弁護士が、その基礎や考え方をシェイクスピア、ディズニー、手塚治虫などの豊富な実例でわかりやすく解説。著作権保護期間など最近の状況を盛り込んだ、ロングセラーの改訂版である。
目次
第1章 それは「著作物」ですか
第2章 著作者にはどんな権利が与えられるか
第3章 模倣とオリジナルの境界
第4章 既存作品を自由に利用できる場合
第5章 その権利、切れていませんか?
第6章 「反著作権」と表現の未来
著者等紹介
福井健策[フクイケンサク]
弁護士。ニューヨーク州弁護士。1991年、東京大学法学部卒業。米コロンビア大学法学修士課程修了。骨董通り法律事務所For the Arts代表パートナー、日本大学藝術学部・神戸大学大学院客員教授。専門分野は芸術文化法、著作権法。Think C世話人。国立国会図書館審議会・デジタルアーカイブ学会ほかで委員・理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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