集英社新書<br> 日本ウイスキー 世界一への道

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集英社新書
日本ウイスキー 世界一への道

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207200
  • NDC分類 588.57
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界のウイスキー賞で最高賞受賞が相次ぐ日本ウイスキー。世界一のウイスキーはどうやって造られたのか。斯界の重鎮とカリスマブレンダーが、製造法から楽しみ方まで、至高の味わいの秘密を明かす。

内容説明

日本のウイスキーは「世界五大ウイスキー」の一つに数えられ、近年世界のウイスキー賞で最高賞受賞が相次いでいる。西欧に起源を持つ蒸溜酒にもかかわらず、九〇年に及ぶ試行錯誤の末に、日本の風土を生かした独自の高品質ウイスキーを生むに至ったのである。今や「ジャパニーズ・ウイスキー」は世界中のウイスキーファンを虜にしている。世界を驚かせた日本のウイスキーはどうやって造られたのか。サントリーの蒸溜所工場長などを歴任した醸造の大家と、そのブレンド技術で世界のトップに立つカリスマブレンダーが、ウイスキーの製造法から楽しみ方まで、至高の味わいの秘密を惜しげもなく明かす。

目次

第1部 ウイスキー「生まれ」の現場から(ウイスキーとは何か;環境、水、原料;製麦;ピーティング;仕込;発酵;蒸溜)
第2部 ウイスキー「育ち」の現場から(製樽;樽詰;貯蔵・熟成;ヴァッティング、ブレンド;後熱;濾過および瓶詰;ウイスキーのテイスティング、楽しみ方)

著者等紹介

嶋谷幸雄[シマタニユキオ]
1932年大阪府生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了(醗酵工学)。1956年寿屋(現サントリー)入社。山崎研究所所長、白州蒸溜所初代工場長、山崎蒸溜所工場長、サントリー取締役などを歴任。2005~2012年洋酒技術研究会会長

輿水精一[コシミズセイイチ]
1949年山梨県生まれ。山梨大学工学部発酵生産学科卒業。1973年サントリー入社。1991年にブレンダー室課長となり、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した『響30年』など様々なウイスキーの開発・ブレンドに携わる。1999年よりチーフブレンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TSUBASA

11
世界的にも高い評価を得ているジャパニーズウィスキー。その現場に立つ嶋谷氏と輿水氏がウィスキーが出来るまでを語った一冊。かなり内容が専門的だし、用語の説明も不十分なのでウィスキー作りの工程を知りたいだけならあまり向かないかも。「つくり手として経験、体感したことを中心にまとめたつもり」と言ってるけどもっとそんな部分があっても良かったなぁ。それはともかく、ジャパニーズウィスキーがあそこまで緻密で複雑な味わいを持つようになったのは、日本人の職人的な気質あってこそだったのだろうなという気がします。2014/07/15

やきそば

7
自家製ハイボールを飲みながら積み本崩し。ふむふむと読めた。2020/05/03

明野 立佳

5
あまりのことに、頭から湯気が出そうだ。 ウイスキーとは、というよりも、いかにしてウイスキーは つくられているのかという…。 この本を読んだらウイスキーが作れるようになる、 なんてことは無いんだけれど、読むだけでウイスキー作りの 細かさと、作り手の緻密な情熱に当てられてしまう。 のんでみるか…。2014/12/30

とん

4
ウイスキーの作り方について, 一般向けにしては詳しく書かれた一冊. 著者である輿水氏が書いた新潮新書のものより詳しく, より専門的に知りたい人向けだ. 新潮新書で物足りない場合の第2ステップと捉えると良いと思います. 2017/06/07

A

3
奥が深すぎるウイスキーの話。輿水さんの口から語られる多彩な顔をもつお酒。作り方やフレーバーのことなど事細かく読める。ウイスキー、サントリーの思いの詰まった一冊。2014/06/10

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