出版社内容情報
これからの日本の目指すべき道を示す。
大地震と津波、原発事故により、日本は根底からの転換を遂げねばならないことが明らかになった。原子力=一神教的テクノロジーから「エネルゴロジー」という新概念へ。これからの日本と世界のありかたを示す。
内容説明
大地震と津波、そして原発の事故により、日本は根底からの転換をとげていかなければいけないことが明らかになった。元通りの世界に「復旧」させることなどはもはや出来ない。未知の領域に踏み出してしまった我々は、これからどのような発想の転換によってこの事態に対処し、「復興」に向けて歩んでいくべきなのか。原子力という生態圏外的テクノロジーからの離脱と、「エネルゴロジー」という新しい概念を考えることで、これからの日本、そしてさらには世界の目指すべき道を指し示す。
目次
日本の大転換(津波と原発;一神教的技術;資本の「炉」;大転換へ;リムランド文明の再生)
太陽と緑の経済―「日本の大転換」補遺(はじめに;エネルギーと贈与;経済学の見えない土台;生存のためのモジュール;つぎの経済システムへ)
著者等紹介
中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年山梨県生まれ。明治大学野生の科学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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