出版社内容情報
世界を魅了し続け、日本でもゴッホと並ぶ人気のフェルメール。その作品はわずか30数点。
いざ、欧米各地に全点を尋ねる至福の旅へ──。
全37点カラー収録。
内容説明
日本でもゴッホと並ぶ人気を持つ十七世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメール。その作品は世界中でわずか三十数点である。その数の少なさ故に、欧米各都市の美術館に散在するフェルメール全作品を訪ねる至福の旅が成立する。しかもフェルメールは、年齢・性別を超えて広く受け入れられる魅力をたたえながら、一方で贋作騒動、盗難劇、ナチスの略奪の過去など、知的好奇心を強くそそる背景を持つ。『盗まれたフェルメール』の著者でニューヨーク在住のジャーナリストが、全点踏破の野望を抱いて旅に出る。
目次
フェルメールの魔法
ベルリン
ドレスデン
ブラウンシュバイク
ウィーン
デルフト
アムステルダム
ハーグ
ロッテルダム
ロンドン
ロンドン
パリ
エジンバラ
ワシントン
フィラデルフィア
ニューヨーク
著者等紹介
朽木ゆり子[クチキユリコ]
東京生まれ。ジャーナリスト。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院政治学科博士課程に学ぶ。1987年から92年まで「日本版エスクァイア」誌副編集長。94年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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