出版社内容情報
文豪の娘にして耽美の祖。「森娘」に、ある日私は雑司ヶ谷で運命的に出会った。時空を超えて響き合う作家の魂。泉鏡花文学賞受賞作。五感で選び取った世界を唯一無二の絢爛たる文章で描き、今も熱心に読み継がれ愛される作家、「森娘」。
春の日、雑司ヶ谷の路上で主人公は彼女の姿を?
「贅沢貧乏を読むまで人は死ねない」と断言する著者が無上の愛と敬意をもって織りなし、時空を振るわす、作家同士、魂と言葉の一大セッション。
泉鏡花文学賞受賞作。
笙野 頼子[ショウノ ヨリコ]
著・文・その他
内容説明
五感で選び取った世界を唯一無二の絢爛たる文章で描き、今も熱心に読み継がれ愛される作家、「森娘」。春の日、雑司が谷の路上で主人公は彼女の姿を?「贅沢貧乏を読むまで人は死ねない」と断言する著者が無上の愛と敬意をもって織りなし時空を震わす、作家同士、魂と言葉の一大セッション。泉鏡花文学賞受賞作。
目次
幽界森娘異聞
幽界森娘異聞後日譚 神様のくれる鮨
著者等紹介
笙野頼子[ショウノヨリコ]
1956・3・16~。小説家。三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。1981年「極楽」で群像新人文学賞。選考委員の藤枝静男に絶賛される。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年『タイムスリップ・コンビナート』で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞を受賞。11年より立教大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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