植物細胞壁

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  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784061538184
  • NDC分類 471.1
  • Cコード C3045

出版社内容情報

植物の細胞壁について、その構造と構築・成長と分化・形質転換法を含めた実験手法など、基礎から実用までの最新事項を網羅した。植物細胞壁に関する基礎から実用までの最新事項を網羅した.大学学部生や大学院生のための教科書として,また,研究者や技術者のためのハンドブックとして役立つ.1章構成分子,2章細胞壁構築,3章成長・分化,4章環境応答,5章先端利用技術,6章細胞壁の改変,7章解析法.

序章 植物の細胞壁
第1章 構成分子
1.1 糖質の構造特性と命名法
1.2 単糖・糖ヌクレオチド
1.3 セルロース
1.4 マトリックス多糖類
1.5 キシログルカン
1.6 キシラン
1.7 マンナン
1.8 グルカン
1.9 ペクチン
1.10 細胞壁タンパク質
1.11 フェニルプロパノイド
1.12 無機元素
第2章 細胞壁構築
2.1 細胞骨格
2.2 細胞板形成
2.3 糖鎖合成
2.4 オルガネラ間の物質輸送機構:膜交通
2.5 細胞壁構築における膜交通の役割
2.6 細胞壁モデル 113
2.7 高次構造の構築
2.8 細胞壁の自己消化
第3章 成長・分化
3.1 細胞接着
3.2 メリステム内の力学
3.3 細胞骨格による細胞壁構築制御
3.4 細胞成長
3.5 二次細胞壁の形成
3.6 木化
3.7 生殖器官
第4章 環境応答
4.1 病害応答性
4.2 共生認識反応
4.3 刺激応答性
第5章 利用技術
5.1 食品の機能改良
5.2 木質利用
5.3 細胞壁分解技術
第6章 細胞壁改変
6.1 木本植物
6.2 草本植物
第7章 解析法
7.1 イメージング
7.2 力学的性質の分析
7.3 オミクス
7.4 分画・調製
7.5 糖質の分析
7.6 リグニンの分析
7.7 酵素・代謝活性測定


西谷 和彦[ニシタニ カズヒコ]
著・文・その他/編集

梅澤 俊明[ウメザワ トシアキ]
著・文・その他/編集

目次

序章 植物の細胞壁
第1章 構成分子
第2章 細胞壁構築
第3章 成長・分化
第4章 環境応答
第5章 利用技術
第6章 細胞壁改変
第7章 解析法

著者等紹介

西谷和彦[ニシタニカズヒコ]
理学博士。東北大学大学院生命科学研究科教授

梅澤俊明[ウメザワトシアキ]
農学博士。京都大学生存圏研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。