FAKEな平成史

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041052549
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自粛と萎縮に抗い続ける! 『FAKE』監督が「平成」と対峙する。

内容説明

ドキュメンタリーとは、抗いである。平成という時代が終わる。しかし、報道をはじめ、表現の自粛と萎縮は終わることなく続いている。この三十年で、その波は高く、強くなったのか、それとも…。天皇、放送禁止歌、オウム、オカルト、小人プロレスetc.撮影したいテーマはことごとくタブー視され、発表媒体が限られていく中でも、作品の力で“空気”を吹きはらってきたドキュメンタリー監督が、自粛と萎縮の正体を探る!森監督作品のテーマを軸に、時代の表現者たちと「平成」を斬るルポ&インタビュー。

目次

第1幕 疑似的民主主義国家ニッポン―『放送禁止歌』
第2幕 差別するぼくらニッポン人―『ミゼットプロレス伝説』
第3幕 自粛と萎縮に抗って―幻の『天皇ドキュメンタリー』
第4幕 組織は圧倒的に間違える―『A』『A2』
第5幕 平壌、かつての東京との交信―未完の『北朝鮮ドキュメンタリー』
第6幕 正しさこそが危機を生む―『FAKE』

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年広島県呉市生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く制作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自の世界を構築している。16年、作曲家・佐村河内守に密着したドキュメンタリー映画「FAKE」で話題を博す。明治大学情報コミュニケーション学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tui

31
タブーや差別に真っ正面から対峙してきた(がゆえにメジャーな媒体には敬遠されがちである)著者が書く平成日本の姿は、あまり耳心地よいものではない。みなが触れぬようにして、でも内心は思い込みや偏見に囚われがちな、薄暗く重いテーマばかりだ。政府やメディアへ、静かに怒り、焦り、悲しんでいる。でも、対談相手の長野智子も述べているが、湿り気の多い文体からは著者が怒りとともに、強い期待をも日本という国に対して抱いているのを感じる。目の前にある現実を直視するひとつの指標として、信頼が置ける一冊だと感じる。2017/11/22

ばんだねいっぺい

28
 メディアへの嘆きはあっても、それがあなたの姿です、写し鏡ですと言われても、じゃあ、自分がちゃんと暮らせば、テレビとかは変わる?バタフライエフェクト?うーむ、まぁ、問題意識はあってもなすすべもないよなぁと改めて思わされた。2019/06/01

阿部義彦

28
新刊早速読了。ドキュメンタリーと文筆、二足の草鞋を履いて、同調圧力に抗う森達也の面目躍如。面白かった!第2幕の障害者差別と「バリバラ」も良かったが、ロック命の私としては、1幕の放送禁止にまつわる話題、特に9/11の追悼番組で突然放送禁止歌のイマジンを歌ったニール・ヤングは本当に格好いいです!またアメリカの歌手P!NKがイラク侵攻後に書いた「ディアミスタープレジデント」の歌詞を乗せてレビュー終了。 必死って言葉知ってますか?お腹に子供がいるのに最低賃金で働くことよ。あんた本当にエラいわ。2017/10/07

akihiko810/アカウント移行中

23
森が、自身で撮影したドキュメンタリーを下敷きに、平成の30年をゲストと共に振り返る。印象度B+  放送禁止歌、小人プロレス、天皇、オウム、北朝鮮、フェイクニュース(「FAKE」)。森が現代日本のタブーに踏み込む。小人プロレスと、天皇をネタにしたコント軍団「ニュースペーパー」の項目が面白かった。森の根底にあるのはマスコミ不信で、それが日本社会の低レベルさを示すものだと思っているのだろう。マスコミは社会の鑑なので、その点は同意する。2021/10/01

山田太郎

20
うちの会社の口癖はマスコミ信用するなですが、Twitterから情報得てるみたいで、それはそれでどうかと思うけど。マスコミ信用するなはいいけど、何でも信用するのもアホだけど、何でも疑って全部違うとか言い出すとそれはそれで面倒だよなと思ったり思わなかったり。自分が都合がいいところだけ信じてれば生きやすいのではないかと思った。蜂の巣にチンコ突っ込むようなというか触らなければいいのにそれだけではないようなというか例えが下品だなと。2022/05/03

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