内容説明
黒船・蒸気車・異人さん。ニッポンがまだ初々しかった時代の横浜市井人情譚。来港した異人の珍道中から、軽業師の一座とサーカスの出会いを描いた表題作まで“御一新”の時代を活写した短編時代小説集・読み切り三部作(第三部)。
著者等紹介
岩崎京子[イワサキキョウコ]
1922年、東京生まれ。短篇「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社)で日本児童文学者協会賞を受賞
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