| 歴
史 学 全 般 |
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『20世紀日本の歴史学』
永原慶二【著】 吉川弘文館(2003-03-20出版) ISBN:4642077979
昨年、急逝された著者の書き下ろしの史学史。著者はいわば戦後歴史学を代表する研究者のひとりとして、若い研究者たちから乗り越えるべき対象とされた。だが、乗り越えることはきわめて困難な事に違いない。高い山ほど裾野が広いのだ。
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『歴史と民族の発見―歴史学の課題と方法』
石母田正【著】 平凡社(2003-02-10出版) ISBN:4582764584
国民的歴史学運動のバイブルともされた書。「戦後における歴史学界の大きな動きと変転の一つの部分をなしている」という叙述をあらためて噛みしめたい。
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『化生する歴史学―自明性の解体のなかで』
鹿野政直【著】 校倉書房(1998-12-20出版) ISBN:4751728903
歴史学はいかにして状況を食い破れるか。戦後歴史学を内在的に分析、検討する。著者が「化生」という言葉にこめた思いを受け止めたい。力強い作品。
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| 『「方法」としての思想史』
安丸良夫【著】 校倉書房(1996-05-25出版) ISBN:4751726005
「思想史」といういわば部分史から全体を見通す試み。「上部構造は下部構造に従属する」と思いこんでいる人にはより刺激的か。
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『歴史学の最前線』
史学会【編】 東京大学出版会(2004-11-25出版) ISBN:4130201409
文字通り、21世紀の歴史学のフロンティアを探るべく、さまざまな「方法」「史観」というボーリングを試みている。
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『歴史をよむ』
鵜飼政志・蔵持重裕・杉本史子・宮滝交二・若尾政希【編】 東京大学出版会(2004-11-26出版) ISBN:4130220217
「私たちをとりまくすべてのものは史料である」と感じてしまう本。現在の歴史学の可能性を、史料の側から見通す。古代から現代まで厳選60の史料からひろがる新たな視座。
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| 『日本都市史入門<1><2><3>』
高橋康夫・吉田伸之【編】 東京大学出版会(1989-11-25出版(1)、1990-02-25出版(2)、1990-03-25出版(3))
ISBN:4130241508(1)、4130241516(2)、4130241524(3) 歴史学と建築史学の協同により、都市史研究を次のステージに引き上げた記念碑的な叢書。都市の形成と発展はもとより、どんどん巨大化していく都市が重層的な構造をもっていく様を描き出した。豊富な図版をながめるだけでもおもしろい。
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| 近
現 代 史 |
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| 『明治維新とナショナリズム―幕末の外交と政治変動』
三谷博【著】 山川出版社(1997-01-25出版) ISBN:4634611805/版元品切
政治外交史の視点から明治維新を大きな枠組みでとらえる。外交政策の分析と幕府の思想的背景を軸にして幕末−明治の動向を明らかにする。 |
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『明治デモクラシー』
坂野潤治【著】 岩波書店(2005-03-18出版) ISBN:4004309395
著者が描き出す歴史像は常に新鮮であり、われわれを刺激する。「史料との対話」とは、そしてそれを重ねることとはどのようなことなのか、実感できる。
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『戦争の論理―日露戦争から太平洋戦争まで』
加藤陽子【著】 勁草書房(2005-06-10出版) ISBN:4326248351
戦争にどう向き合ってきたのか、突き動かしたその論理に鋭く切り込む。「歴史の闇を発掘する」明晰さこそが光源なのだと実感するのである。
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| 『「私」にとっての国民国家論―歴史研究者の井戸端談義』
牧原憲夫【編】 日本経済評論社(2003-06-01出版) ISBN:4818815055
国民国家批判を正面から受け止め、掘り下げた書。現代を生きる一人一人にとって歴史学がもつ意味について考えさせられる。
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『「おたく」の精神史―一九八〇年代論』
大塚英志【著】 講談社(2004-02-20出版) ISBN:4061497030
問題の立て方もさることながら、20世紀末〜21世紀初頭を描こうとするとき、いかなる史料を用いるべきか、のちの人びとの参考になるのではないかと思う。
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| 『敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人<上><下>』
ジョン・ダワー【著】、三浦陽一(上・下)・高杉忠明(上・下)・田代泰子(下)【訳】 岩波書店(2004-01-30出版(上)、2004-01-30出版(下))
ISBN:4000244205(上)、4000244213(下) 現代日本の形成過程を描いた大作であるがゆえに、アメリカにおける日本研究の成果である本書を読み解くことの意味はあまりにも大きい。
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『現代日本思想論―歴史意識とイデオロギー』
安丸良夫【著】 岩波書店(2004-01-23出版) ISBN:4000227386
『「方法」としての思想史』の著者による現代史。歴史学とは現代の課題を受け止める学問であることを実感できる。
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