小説 映画 聲の形(上)

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小説 映画 聲の形(上)

  • ISBN:9784063930382

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内容説明

ガキ大将だった石田将也は、転校生の少女・西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。--やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。”ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

39
「このマンガがすごい!(2015)」オトコ編で第一位。大今良時原作「聲の形」というマンガのアニメ映画の小説版です。上巻です。とても読みやすくサクサク読めました。映画も見に行ったのですが、気づかなかった所も書かれていて良かったです。小学生の主人公の男の子が転校してきた耳が聞こえない女の子をいじめます。しかし、ひょんな事から、自分がいじめの対象に。そして、女の子は転校し、そして、高校生になり、また、再会するという内容。この作品はいじめや恋愛作品というより人間のコミュニケーションがテーマの作品です。深いです!2016/11/05

タルシル📖ヨムノスキー

24
毎日が退屈だったガキ大将将也は、小学6年の時転校してきた耳の不自由な女の子硝子をついからかってしまう。男子特有の気持ちの裏返しがどんどんエスカレート、それに周りも同調し、他にも諸々あってついにはいイジメに発展してしまう。多感で無邪気な小学校時代に障害のある子を受け入れることの難しさ。やっぱり一番マズかったのは担任の竹内の対応だと思う。あそこがちゃんとしていたら、ここまで酷い話にはならなかったはず。ツラい中学時代を過ごした将也は、すべてを清算することを決意する。徐々に錆び付いた歯車が回り初め…。下巻へ続く。2020/04/05

はむちゃん

15
映画を見た後なので、すんなりと入ってくる。硝子の母親は将也を嫌っているけれど、将也のおかげで硝子はいろんな表情をするようになったから、それはそれで良かったんじゃないかとも思う。でも、みんなを笑わせるためにいじめるってひどい。ていうか、将也の友達の島田とか、あの態度は何なんなの?下巻でどうなるのか…2017/01/14

ツバサ

13
映画に原作要素を足して、さらにノベライズ要素も付け足した感じで、補完としてはかなり有効だと思いました。2016/12/12

†漆黒ノ堕天使むきめい†

12
映画をノベル化した感じですね。ですが、心理描写がされているので曖昧だった所を埋めてくれています。このまま下巻も読んで、再度映画を見に行きたいと思わせます。2016/11/23

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