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内容説明
密教、真言宗の開祖であり高野山を開山した空海。彼の知られざる幼少期から青年期にかけての物語を巨匠ジョージ秋山が熟達の筆致で描く。高野山開山1200年記念文庫化! 人間を問い続けた空海の一大叙事詩。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
2
京に上るため家出した真魚は、人々と出会い、そして危機に遭遇する。相変わらず幼児のように小さく、それが余計に彼の超能力を感じさせる。ハロルド高石なる人物が解説を加えるが、旅の話だけではもたないので、宇宙や生命の神秘を語るのだが、面倒になってほとんど読み飛ばす。上巻でも一度死んでいる真魚は旅の途中でも悪人に刺されて死ぬが、自然治癒力でやはり生き返る。やっと京にたどり着く。「ピンクのカーテン」の作者らしく、エロチックなシーンが多く、残虐さと相まって、真言宗あたりに文句を言われないのだろうか。2021/07/06
もくもく
1
ますます怪作となる弘法大師空海伝…お子様にはお薦めできませんが、急いで下巻へ進みます! (^o^)2015/02/22