アプリビジネスで転ばないためのスマートフォンプライバシーの基礎知識

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アプリビジネスで転ばないためのスマートフォンプライバシーの基礎知識

  • 著者名:寺田眞治
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • インプレスR&D(2014/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

スマートフォンは、人々の行動履歴を記録することができるため、アプリ事業者はその情報を元に便利なサービスを提供できる一方で、利用者情報の取り扱いを間違えると、プライバシー侵害に至ってしまうことがある。本書はアプリ開発者・提供者がそうした事態に陥らないために、知っておきたいスマートフォンプライバシーの基本的な知識を解説。総務省の「スマートフォン プライバシー イニシアティブ」と、これに則って整備されている業界ガイドラインをもとに、具体的な知識を提供する。

目次

はじめに

第1章 プライバシーとは何か
1-1 プライバシー侵害の事例
1-2 セキュリティとプライバシー
1-3 個人情報とプライバシー情報
1-4 プライバシー情報の定義
1-5 スマートフォンにおける個人情報とプライバシー情報
1-6 個人情報とプライバシー情報の取り扱い
1-7 取り扱いに違反した場合

第2章 プライバシー保護に関する動向
2-1 世界と日本の規制動向
2-2 スマートフォン プライバシー イニシアティブ
2-3 日本の業界動向

第3章 プライバシー保護のための基本原則
3-1 アプリケーションの開発・提供における注意点
3-2 プライバシー・バイ・デザイン
3-3 利用者との信頼関係の構築
3-4 プライバシーポリシー

第4章 プライバシーポリシーの策定方法
4-1 利用者情報取扱ガイドライン
4-2 業界ガイドライン
4-3 記載項目
4-3 記載項目の詳細
4-4 同意取得
4-5 同意を必要とする利用者情報の詳細
4-6 外部委託・第三者提供・情報収集モジュール
4-7 業務委託
4-8 第三者提供の場合のプライバシーポリシー
4-9 情報収集モジュールを組み込む場合のプライバシーポリシー
4-10 アプリケーション提供者以外のプライバシーポリシー

第5章 プライバシーポリシーの掲示方法
5-1 OSのパーミッションとプライバシーポリシーの関係
5-2 掲示のタイミングと方法
5-3 第三者提供、情報収集モジュールのプライバシーポリシー掲示方法
5-4 変更がある場合の掲示のタイミングと方法

第6章 利用者関与の機会の確保
6-1 基本的な考え方
6-2 利用者が期待する情報への関与
6-3 方法について
6-4 制限事項

第7章 適切な手段による取得と安全管理の確保
7-1 適切な手段による取得とは?
7-2 適切な安全管理とは?
7-3 安全管理体制の構築について

第8章 苦情・質問への対応体制と広報、普及・啓発活動
8-1 問い合わせ窓口の役割
8-2 方法と対応体制
8-3 利用者のリテラシー向上はアプリケーション提供者の責任
8-4 具体的な方法

第9章 基本的な知識のまとめ
9-1 情報の取得
9-2 利用者による記入
9-3 情報の自動取得
9-4 情報の保存(記録、蓄積)
9-5 情報の利用
9-6 ID
9-7 位置情報
9-8 公開情報と非公開情報
9-9 他のアプリケーションとの情報流通
9-10 青少年保護について

付録 関連資料
10-1 スマートフォン プライバシー イニシアティブの概要
10-2 MCFのガイドライン
10-3 その他のガイドライン

著者紹介