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内容説明
危機を乗り越えて強くなる異色のマネジメント物語。2005年に起こった、世界を揺るがした製品トラブルを糧に、ますます過激に独自の人材マネジメントを追及するようになったトレンドマイクロの一風変わった経営哲学を創業者によるやさしい語り口で読む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蓮華
23
トレンドマイクロの創業者である夫が妹にその座をバトンタッチした時の出来事を中心に書かれている。 とても素敵な会社であり、とても魅力的な創業者とスタッフ達が凄く羨ましく思った。 従業員を大切にし、重大なミスが起きても責任は代表者のみで、当事者を守る姿に心打たれた。 お手本にしたい会社です。2018/04/03
tkokon
3
【ビジョンと文化】課題図書○フィッシュボウル・ディスカッションは是非ともやってみたい。文化が戦略実行のカギであるというのは本当にその通り。○文化は、企業内にとどまらない。どのような組織であるかということを企業外の活動にもつなげるのがCCOの役割。●創業者の講義を聴く機会があったが、ビジョン・メンタルモデル・システム・パターン・出来事の演習は目から鱗。メンタルモデルは変えられない、一人ずつのものを理解し、ビジョンに導くと。2020/08/14
ミッキー
3
組織運営のコツを安易に求めていたが、自発的、一体感のある組織を作るのに王道はないことを改めて実感。日本語タイトルが絶妙。スイッチは自分にしかオンに出来ない。人としての在り方としても勉強になりました。2014/12/25
はんぺん
1
トレンドマイクロの社員を大切にする経営に共感。多くの日本企業も、持っていた文化だと思うのだけれど・・・。2016/02/06
呑司 ゛クリケット“苅岡
0
企業で用意すべきモノは給料を貰えるだけの売り上げがあり、適量の仕事が毎日あり、ここに勤めていることで企業文化が身に付いたり、理解出来ることだと思っていた。何故か3番目の企業文化は疎かにされている企業が多く、希望を持てずに退職してしまう人も多い。同様にこ創業者である著者も悩み、そして何を覚悟して来たかを述べている本。とても参考になる。先ずはフィシュボウルディスカッションの導入を試したいと思う。2024/03/05