文春文庫<br> 習近平 - なぜ暴走するのか

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文春文庫
習近平 - なぜ暴走するのか

  • 著者名:矢板明夫
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 文藝春秋(2014/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167901936

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内容説明

習近平は2012年秋、中国の最高指導者に就任した。軍の台頭、少数民族との対立、汚職問題、民主化への対応……。いまや世界2位の経済大国になりながら、共産党の独裁を続ける矛盾が吹き荒れるこの国を、彼は御してゆくことができるのか。それとも、覇権国家「最後の皇帝」となるのか。一流ジャーナリストが詳細をレポートする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

465
なぜか親しみが持てず、手に入ったのに積むこと数年。いやぁ面白い。彼と人となり、中国政治のカラクリ、成り立ち、そしてこれから。書かれたのが習近平が総書記になって間もなくだったので、直近の作品もぜひ読んでみたい。著者さんの生い立ちにも興味津々。現在は台北支局長だそうだ。2023/03/08

ホリ

8
習近平恐るべし。 ウイグル人地区問題。香港安全維持法による民主主義の崩壊。言論の自由は着実と脅かされつつある。 最近ではアメリカ大統領選の不正にも絡んでいるという噂まである。こっわ(笑)2020/12/08

古本虫がさまよう

4
十年近く昔の本だが、刊行してから十年弱が経過して読むと、これまた面白い一冊だった。中国共産党内の「派閥」というか「人間関係」による対立などの構図がよく分かる。習近平の文革時代の体験(農村への下放)が人間形成にどういう影響を与えているのか等々。文革で失脚した父親が鄧小平時代には復活し、その七光もあって、習近平も若い時から要職に就いて出世をしていく。お世話になった恩は忘れず、不遇の目にあわせた上司への憎しみは忘れずに生きていったようだ? まぁ、人間、そういうものだろうが…。2022/03/15

ちんれん

4
「習近平 なぜ暴走するのか 矢板明夫 文春文庫 2014年 古本110円」産経だし文庫だしまあ批判するだけのとんでも本かなぁと読んだら習近平の詳細な背景が書かれていて、物凄く読み応えがあって最後まで読んだ。参考文献もしっかりしてるし残留孤児なので半分中国人だから深みがある。現台北支局長。2021/12/13

スプリント

4
習近平氏の生い立ちや背景の説明とともに歴代の首脳の政治姿勢や派閥についても詳しく書かれており楽しめました。強気な外交姿勢は国内の勢力基盤が脆弱なことの裏返しのように感じます。いまや経済大国として世界に大きな影響を与える国だけに習近平氏の今後の手腕に注目したいと思います。2014/11/08

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