文春ジブリ文庫<br> 作画汗まみれ

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文春ジブリ文庫
作画汗まみれ

  • 著者名:大塚康生
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 文藝春秋(2013/05発売)
  • 緑が眩しい!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/17)
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  • ISBN:9784168122002
  • NDC分類:778.77

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内容説明

『ルパン三世』『未来少年コナン』など数々の傑作アニメを作り、高畑勲・宮崎駿が兄貴分として慕う職人的名アニメーターによる貴重な証言録。麻薬Gメンからアニメーターになった異色のキャリアから、『太陽の王子 ホルスの大冒険』等で高畑、宮崎らと過ごした熱き日々まで──日本アニメーションを黎明期から支えた氏が語る傑作アニメ誕生の舞台裏。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えーた

31
これは面白かった。「ルパン」「ムーミン」等で知られるアニメーター・大塚康生氏の回想録。日本製アニメの変遷を俯瞰するとともに、1つのアニメが作られるまでの複雑な工程、そこから生まれる現場での苦悩など、読んでいると少しでも質の高い作品を世に問おうとする製作者達の矜持が伝わってきて熱い。手塚治虫氏を讃えつつも、アニメ『鉄腕アトム』がその後の日本アニメに残した負の遺産の話や『じゃりン子チエ』をディズニーの重鎮が「最高の作品」と褒め称えたエピソードなどは思わず「へぇ」となった。大塚・宮崎駿両氏によるイラストもいい。2019/08/31

佐島楓

29
アニメーターを志す若い方々に読んでいただきたい本。「イラスト」と「動画」の違い、枚数をこなさなければ巧くならない、仕事への情熱・・・アニメのすべてが詰まっている。戦後アニメ史としても優れているし、アニメのこれからを考える上でも良い資料になると思う。2013/05/07

エリナ松岡

18
アニメ『ルパン』シリーズなどで有名なアニメーターの著作です。最初のうちは淡々と東映に入社して新人時代の日々が語られ、ちょっと優等生過ぎて退屈だったのですが、著者自身が仕事の中核を担う?時代あたりから一気に面白くなって来ます。著者と関係の深い高畑、宮崎両氏のエピソードや日米比較論も良いのですが、僕には手塚治虫氏の(テレビ)アニメ産業進出についての話題が一番面白かったです。氏の功罪を理論的に、かつややネガティブに語っているのですが、要するに「破壊的イノベーション」であったようで今更ながら気づいて感心しました。2015/02/24

のれん

16
著者の訃報を切っ掛けに買ったのだが、これほど凄まじい密度と熱量であったとは思いもしなかった。 『カリ城』で有名だと思っていたが、ジブリや東映アニメ、いや20世紀の日本アニメの立役者といっていい実績を引っさげつつ、サラッと穏やかな口調で当時を語る姿は後生の人間として頭を垂れるほかない。 特に手塚治虫の影響に関しては宮崎駿以上に辛辣かつ的確に評しており、アニメーター=職人性を感じた。 高畑勲と宮崎駿のコラムとアニメ論評もあり、彼らが流行と戦ってきた青春が詰め込まれている。まさしくアニメ界の歴史大作だ。2021/05/04

レコバ

14
高畑勲の巻末論文の内容が濃すぎて全てを持っていった感があるがあくまで本編の感想を書きたい。日本アニメの黎明期からのアニメーション作成の現場からリポートすると同時に自身の作画(特に動きや演技)への思い入れや作品の特質がふんだんに語られており情報量がものすごい。著者の言うアニメにおける動きとは、ヌルヌル動く気持ちよさや精緻なコマ割りでリアリティを増す手法ではなく、動きを使って演技させることを指す(結局、巻末論文の影響を受けているが)。演技=感情芝居という狭いアニメの見方を脱するきっかけとなった。2020/05/25

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