文春文庫<br> ムラサキ - いろがさね裏源氏

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文春文庫
ムラサキ - いろがさね裏源氏

  • 著者名:柏木いづみ
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 文藝春秋(2012/12発売)
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  • ISBN:9784167838218
  • NDC分類:913.6

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内容説明

『ヒカル いろがさね裏源氏』に続く、裏源氏シリーズ第2弾。容姿、財力、性技、すべてを兼ね備えた若きエリート・原田ヒカルは、父・大壺魁太の死によりすべてを失うが、新天地の札幌で新事業を立ち上げ再起を果たす。夜のすすきので繰り広げられる性の饗宴、SPR48なる少女売春組織の謎、16歳の美少女・紫沙との運命的な出会い……。現代によみがえった光源氏の活躍にご期待ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たお

4
わざわざ『官能』にしない方がいいのに。中途半端な『露出度』だから、萌えない……と云うか、普通の物語にも官能小説にもなりきれていない。この作者のエロスでない物語を読んでみたいとは思う。2012/10/22

ひろし

2
官能小説と書いてあるが、そんなに官能的ではない。政治的なものをネタにしているものの、作りきれていない。官能、物語双方がどっちつかず。源氏物語(?)ってのも良くわからない。しかし登場人物の1人である人間国宝の襟蔵(えりぞう)という名前には笑ってしまった。2012/11/15

とうくぼやかや

0
ジャケ買い。前作は読んでない。どこらへんが新感覚官能小説なのかわからない。オウム事件、震災原発事故、海老蔵、大王製紙、船場吉兆、民主党政権のごたごたと、なじみの深い出来事を背景に、源氏物語をインスパイヤってところで、内容うっすいわ。眠たくなる内容でもないので、時間つぶしにはいいかもね。かおるが出てきたらヒカルの立場が暗転するような。なんにしても、もうちょっと盛り上げられそうな流れなのに、淡白すぎ。2012/11/11

まを

0
んん。前作の方が面白かったかな。今作は女君たちにちょっと勢いがない。しかし前作に続き色々なスキャンダルや事件、政治などを取り込んでてニヤニヤする。これは女房の気持ち…かな?次の巻はカオルだろうか。2012/10/20

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