内容説明
無重力のフィールドは宇宙飛行士(ASTRONAUTS)だけの舞台じゃない!! 民間宇宙ロケットから、衛星による地球環境保全、生物学的実験、難病の新薬開発まで、宇宙を利用し、人類の可能性を拡げる人々の等身大の実像・実行中のプラン・未来計画まですべてに迫る。『宇宙兄弟』アナザーストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
18
タンパク質の研究が宇宙で実験する事で飛躍的に進み、難病に効く薬の誕生に繋がるかもしれなくなった「どうせ無理」という言葉をなくすために宇宙開発をやっている、「宇宙」は、生きものをより深くするための手段・・・医学博士、JAXA、国立天文台助教など、宇宙に関わる職業の人々に、仕事の内容、宇宙への想い、考えなどをインタビューした本。2017/02/02
ヨクト
16
宇宙飛行士でなくても宇宙に情熱を賭ける人たちは大勢いるし、いろんな分野の方がいる。そんな人たちのインタビューをまとめたもの。今の宇宙はまだまだ憧れだけれど、もっと近づいて、いろんな研究が安価でできるようになれば、世界が急速に変わるだろう。宇宙でやりたい研究がある人、宇宙をもっと身近にしたい人、みんな希望に満ち溢れている。はい、そして実は僕も大学時代はその一人でして、JAXAと共同研究して衛星の開発にちょこっと関わってました。大学時代の唯一の自慢です。2013/06/14
晴れ女のMoeco
10
宇宙開発に関わる様々なプロたちへのインタビュー。医学や生物学みたいに、宇宙は目的のための手段、でしかないひともいれば、宇宙そのものが目的のひともいるわけで。印象的なのが宇宙×ビジネスって切り口で堀江貴文さんの話。特に「アメリカと違って、ロケットを飛ばすための法整備がない」ってくだりから、え、アメリカやロシアの宇宙にかかわる法制度はどうなってるの?日本では?法整備のために何が必要?ってはてなマークがとまらなくなった。切り口はひとによって違っても、多くの人が宇宙に関われたら面白いだろうなぁ。私も関わりたいぞ!2016/03/12
Humbaba
7
かつて,宇宙は誰も到達できない非常に遠い場所だった.今も,一般人が行ける場所ではない.しかし,将来もそうであるとは限らない.それを一般人のための場とするために,夢を現実にするために動いている人達がいる.2012/10/31
ぺぽかぼちゃ
3
宇宙飛行士ではないけど、宇宙を舞台に活躍する人々へのインタビュー。どの人も熱く、力強い。「こういう性質を持つ人たちが世界を変えて行くのだな」と思える。自分も仲間に入りたいなとも。2017/04/01