内容説明
平清盛ら源平の武者たちの華麗な戦さ、滅びゆくものの光芒を描いた『平家物語』。その舞台裏でひっそりと、しかし確かに生きた女性たち――清盛の気まぐれに翻弄される白拍子、天皇に愛されたばかりに宮廷を追われた小督局(こごうのつぼね)、戦場に青春を燃やした巴御前、幼い安徳帝を抱いて入水した平時子ら、十余人のヒロインに光をあてる。史実と創作の境界を探り小説家ならではの視点で解釈した、古典『平家物語』がぐっと身近になる一冊。
目次
恋人たち(祇王 祇女 仏御前;葵女御 小督局;千手前;横笛)
妃たち(祇園女御;二代后)
人妻たち(小宰相;維盛の妻;巴;大納言典侍(佐))
2人のヒロイン(建礼門院;二位の尼 時子)



