内容説明
将悟はあいかわらず心乃枝と雅に挟まれながら衣楠に振り回される毎日。それを見て生徒会副会長の凜香はピリピリしている。将悟が訳を聞くと学園理事会のメンバーが視察に訪れるのだという。ところが視察団を迎えた当日、『妹』が校内放送で「秘密をばらす」と脅迫してきた！ いったい何事だと訝る理事会に、生徒会は学園改革を誓う羽目になり、責任を感じた将悟も手伝うことにするのだが……。「では帝野センパイ。明日からはこれを腕につけてください」それは大きく『風紀委員』と書かれた腕章で……！？ 妹！ 妹！！ 妹！！！ ――よろしい、ならば妹生徒会だ！！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
16
走る取的。意外とミステリーな部分がしっかりしてきたけど、その分ハーレムとの分離が結構激しいのがな。まぁ、こういうキャラも1人はいるよね。しかし、すでに出てるキャラが犯人なのか、まだ出てないキャラなのか。個人的には雅が好み2020/01/28
Yobata
9
将悟の周りはいつも通り大騒ぎ。それを見て生徒会副会長の国立凛香はピリピリする。将悟が訳を聞くと学園理事会のメンバーが視察に訪れるのだという。ところが視察団を迎えた当日、『妹』が校内放送で「秘密をばらす」と脅迫してきた。一体何事だと訝る理事会に、生徒会は学園改革を誓う羽目になり、将悟も責任を感じ、風紀委員の手伝いをすることに…。しかし、天導会長と国立さんの仲が険悪になりつつあるのを心配する滋賀さんのお願いで二人の仲を取り持つことに。放送室から流された『妹』の声を探る中で、凛香が申し出た依頼とは？→2012/04/05
1_k
7
お話の構造を変えがたい以上、ややマンネリ気味なところは感じる。同じようなコンセプトの乙女禁猟区と比べると緊迫感が無いためか。それでも、十分面白く読めた。そろそろ話を大きく動かさないと、読者も飽きてくるのではなかろうか。次巻はどうすることやら。2012/03/29
倉志社太
7
最後のシーン。ポーン、ナイト、ルーク、ビショップ、クイーンの5つの駒のうち、クイーンは妹を指しているはず。となると、心乃枝、雅、芽衣、凛香、愛菜という式場でウェディングドレスを着ていた5人のうち1人が妹だと考えられるのに、なぜ最後に理事の娘が出てきたのかが気になります。2011/10/10
_mogura19
6
凛香が可愛かった、以上。2011/08/18
