内容説明
「首売り」と呼ばれる珍妙な大道芸で口を糊する島田刀十郎は、ある日、芸人仲間惨死の悲報を耳にする。理由の知れない出来事に仲間内には動揺が広がるが、その矢先、二人目の犠牲者が。芸人衆とともに真相解明に乗り出す刀十郎。だが、行く手には自身の因縁にも絡む驚くべき姦計が待ち構えていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
2
●高橋セツ子さん文庫38冊目、鳥羽亮さんは7作目かな? ●今回もこんな本読んでる場合じゃないのに、ついつい一仕事終わったご祝儀気分か?現実逃避か?そんなあなたにはお勧め? ●佐伯泰秀さんの作品の主人公が完璧なまでにめっちゃ強いのに比べて、鳥羽さんの作品は剣術について考えたり悩んだりしつつ強いのだけど圧倒的な強さではないのが魅力。読みだすと止まらんよね~ 2014/03/13
雅
1
いろんな大道芸が見たいな2017/10/25
犀門
0
#195★★★☆☆人物設定が変わっただけで別のシリーズと同じような長屋の連中が主人公。食傷気味だが他に読む本もないので…。2014/12/02
読書家
0
島田刀十郎と宗五郎の娘小雪の首売り新シリーズ。 前回同様に堂本座の利権を狙うヤクザ者との死闘劇。似通った内容であったが、それなりに引き込まれて読めた。2021/08/05