内容説明
ソリスの事情により、トリシアが診療所を引き継ぐことになった。トリシアにとって、魔法医になるための、最後の修業の日々が始まる。同じ頃、アムリオン王国では、魔法生物が街中で暴れたり、森から次々と消えていったりという事件が起こっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二藍
3
読むと元気が出てくるシリーズ。今回は魔法医としてのトリシアがメイン。王国一の名医でトリシアの師匠であるソリスが無医村に発つ日が近づき、トリシアもいよいよ独立に向けて覚悟を決める。いつも失敗ばかりのくせ、命がからむと俄然頼もしいトリシア。グリフォンを静める場面ははらはらしたけど無事収まってよかった。人間と動物の間の橋渡し役としては、トリシアの右に出る者はいないだろうなあ。密輸に絡んでいた悪役たちの小物っぷりもなんというかお約束で安心する。合成魔法を完成させた三人組もよかった!2013/09/24
はるちゃん
2
トリシアが1人で仕事るするのも大変だなと思った。医者の仕事をこなせていて凄いと思う。2020/12/28
にま
2
トリシアが先生かぁ~、とかなり感慨深いものがあります。いっそのこと人間以外相手の診療所にすればいいのに、と思うのはわたしだけ?あいかわらずのドタバタっぷりがある意味、お約束っぽくて爽快です。2009/04/30
Eri
1
娘小2図書館。 ソリスが旅立つことになり、トリシアが診療所を引き継ぐことになる仕上げの一巻。 トリシアのまっすぐな心がとてもいいし、いつもの「できるかできないか、じゃなく、やるかやらないか、よ!」という台詞も今回のピンチな場面にグッときた。2020/11/10
2時ママ
1
次女 小3 ひとり読み。2020/01/20