文春文庫<br> ほとばしる副作用

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文春文庫
ほとばしる副作用

  • 著者名:辛酸なめ子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167660888
  • NDC分類:914.6

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内容説明

「MEGUMIに一抹の知性を感じるのは気のせいでしょうか?」「もしかして広末涼子は人間ではなく、魔女なのでは?」「グレムリンに憑依されているとしか思えない邪悪な雰囲気を放つベッキー」…など、妄想&下ネタ凝縮のアイドル論から、話題スポットへのお出かけルポまで、毒気あふれる文とクセの強いイラストでお送りする<辛酸なめ子ワールド>。その歪んだ愛情表現のベースには、アイドルへの人一倍強い憧れが? “自虐テロリスト”辛酸なめ子の初コラム集!

目次

1 コラム アイドル頌歌(ブリトニー・スピアーズ;高島彩 ほか)
2 ルポ 毎日が安全日(整形外科医の業;韓国AVの深遠 ほか)
3 エッセイ 脳内セラピー(ポエトリー魔境;せめてせめて、水に流せれば ほか)
4 実録小説 ジェナとの日々

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

26
この本は初エッセイ集だったのか。前に読んだことあるような気がしました。彼女は漫画家さんでもあるのですよね。何だかヘタウマな芸能人のイラストが似てるような似てないような微妙な感じ。しかし、女性なのにこのあけすけな発言と、やはり男性脳の持ち主なのかも?と思ってしまう行動がちょっぴり読んでいて恥ずかしいですが、ウケます。大っぴらにオススメ出来る本ではないです、でも面白い。2013/10/07

JILLmama

25
かなり昔のコラムだった。時代を感じる...懐かしい話として読むのはアリだけど、品のない感じで疲れてしまった。なめこさんって、昔はこんな爆弾コラム書いてたんだ...今なら訴えられるレベルの毒舌ぶり。2021/12/02

金吾

24
ズケズケといいまくっているエッセイです。アイドルの話は今読むと笑える部分が多かったです。第2章「毎日が安全日」と埼京線の話が良かったです。2023/07/21

shizuca

6
ああ、うんわかるわーという話もあれば、いやいやそれは怖いよ! という話もあり、女子トークを輪の中にまじらないで輪の外で聞き耳たててる感じになります。着眼点や文章の運び方、うーんやっぱり作者さんだよ、と個性全開な作品でした。元気なときにはなかなか読めない(笑)2015/11/13

No.8

3
気軽に楽しく読めました。著者は引きこもりのイメージでしたが、意外にアクティブで驚きました。冷酷なまでにシニカルな目線で綴られる文章、的確な指摘はとても面白いのですが、同時に現実を突きつけられ、ゾッとする瞬間がありました。15年以上前に書かれた、喜多嶋舞やベッキーのコラムを今読むと、感慨深いです。2016/02/17

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