文春文庫<br> シャトウルージュ

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文春文庫
シャトウルージュ

  • 著者名:渡辺淳一
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
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  • ISBN:9784167145255
  • NDC分類:913.6

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内容説明

調教(ドレサージュ)によって女は変貌する……。毎夜くりひろげられる美貌の妻の「調教」。そして、仮面をつけた異国の男たちによって弄ばれる妻の白い裸身を、隠し部屋から覗き見る夫の若い医師──。舞台はフランスの古いシャトウ。中世そのままの城内で行われる淫らな“儀式”が外に知られることはない。はたしてこの背徳の行為は、二人の運命に何をもたらすのか? 恋愛小説の第一人者が、「愛と性」の深淵をえがく、官能と背徳の衝撃作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

neimu

11
御大はやはり昭和の人だと認識。愚痴っぽい男性が、変貌する女性に付いていけないパターン。久しぶりに読んでみたらやっぱりだるい展開だった。今更ですよ・・・。学ばない人、先に進めない人が主人公の話、読んでいるのイライラするだけ。2013/01/03

十六夜(いざよい)

9
官能小説はやっぱり苦手。「白い影」や「雲の階段」みたいにある程度ストーリー性があるものは嫌いじゃないけれど、官能重視のものはもうお腹いっぱいです。2015/01/01

あかつや

8
性的に頑なな妻に相手をしてもらえない夫が、パリのある集団にわたりをつけ調教してもらうという話。渡辺版のO嬢ってとこだが、これは差し出した側の夫視点で進行する。そんな依頼をするだけあってこの夫、それはもうくっそ情けない男で、差し出しておきながら妻の痴態を見て嫉妬に身悶えしたりする。パリの性の練達者らに仕込まれてくる妻を、こんな情けない男が満足させられるのかと心配していたら、案の定の最後。そりゃそうよ、こいつ動画見てシコシコ励んでたけど、そんな場合じゃないんだよなあ。妻よりも相手の男たちを見て学ぶべきだった。2019/09/28

めめめ

7
簡単に言うとNTRものかな? 主人公の一人称で、冒頭で容姿の説明も入るので一瞬「ラノベか?」と思った。読んでいて300回くらい「この男はアホか」とため息。妻を淫靡なる調教の館に送り込んだなら、腹決めてその様子を見守らんかい! それが夫の務めだろ(?)! フランス語の女性器の隠喩が4ページにも渡って掲載されており、いい意味で呆然とさせられた。細かいところにツッコミ入れるときりがないけど(妻は一生あそこで暮らすのかなど)、ネトラレヘタレダメ男はたっぷり堪能できたので満足。2017/04/08

Yamagami Takayuki

6
5・屁理屈グチ男の展開は予想通りの結末…巻末のメールに同調。長い愚痴を読み聴かされた物語でした☆2014/10/29

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