文春文庫<br> 魔女

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文春文庫
魔女

  • 著者名:樋口有介
  • 価格 ¥672(本体¥611)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167531034
  • NDC分類:913.6

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内容説明

アパートの一室から出火、中から若い女性の焼死体が発見される。放火による犯行で、しかも被害者は生きたまま、焼き殺された──。中世の魔女狩りを彷彿とさせる事件を知った広也は、その女性が自分の元・恋人であることに驚く。就職浪人中で頭があがらないのをいいことに、テレビ局員の姉から強引に捜査に協力するよう頼まれ、しぶしぶ引き受けるが、その最中で思いがけない元・恋人の素顔を知ることになり……。せつなさと殺伐、樋口ミステリーの真骨頂。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蕭白

7
久しぶりに再読したので初読のように楽しめました。2020/03/28

papako

7
『ピース』から他の作品を読んでみようと選びました。うーーーん、不思議な文章だった。まぁ、想定内の結果だけど楽しめたかなぁ。みかんちゃんがよかった。でも、ちょっとあわない作家さんかもしれない。。。2012/11/22

背番号10@せばてん。

5
2004年5月31日読了。2004/05/31

ぐるん

4
面白かったけど、主人公とヒロインのタイプがいつも似てると思ってしまった。2012/06/25

あかつや

3
昔付き合っていた女性が部屋で焼け死んだ事件を報道リポーターの姉から聞かされる主人公。姉からの依頼と自分の興味と半々で、その死の真相を調べ始める。まあ雰囲気はいつもの樋口有介だな。この年下のちょっと変な性格のヒロインはほぼ同じパターンを別のでも見たけど、そういう少女が好みなんだろうか。主人公もおなじみ飄々としたやつで、事件の推理よりも彼と他の人の会話とかヒロインとの関係とかを楽しむのが主軸だろう。一応エピローグに主人公の推理ショーがあるけど、正直どうでもいいな。ヒロインとうまくいった時点で物語は閉じてる。2021/11/26

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