文春文庫<br> 幻の祭典

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文春文庫
幻の祭典

  • 著者名:逢坂剛
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2014/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167520052

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内容説明

ヒトラーなぞ糞くらえ! 1936年、ナチス賛美のベルリン・オリンピックに対抗し、水面下で進められていたバルセロナの人民オリンピック。内戦で中止された「幻の祭典」を現代の東京で掘り起こすうち、二人の男はスペイン現代史の秘部に迷い込んでいく。驚嘆のラストまで息もつかせぬサスペンス巨篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミュポトワ@猫mode

75
お風呂で読書。1日10ページ、671ページの本なので67日かけて読んだ。読んだ人の感想を読んでいるとなかなか評価の高い本なので、こんな感想で申し訳ない気持ちでいっぱいだが、俺には合わなかったなぁ。ミステリーとかサスペンスに分類される本だそうだが、途中で結果がわかっちゃってね。最後まで読んで、「そらそうでしょうよ。結構前に気が付いてたわ」って思ってしまったんだよね。大どんでん返しが好きな俺としては、かなりの肩透かしでね。それに最後の最後は意味わからん恋愛に発展してるしさ。超蛇足だよね。う~んって本でした。2023/07/08

あーさん☆本に埋もれてます(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)

73
オリンピックサスペンス(¯―¯٥)2019/10/21

キムトモ

59
電)東京2020オリンピックを迎えるにあたり近代オリンピック物を時系列で堪能開始。1936の幻のバルセロナオリンピック話で始まったが…お話はスペインの内戦話へスペインの内政的な事情や歴史が解っていればもっと面白いと思ったのだろうと…それでも雰囲気や展開が横溝御大の推理物を読んでいるようで堪能出来ました。(ノ-_-)ノ~┻━┻36ベルリン⇨64東京⇨92バルセロナの時系列はそだね〜と思っちゃた…その論理だと次は⇨20Tokyoです…2018/10/30

佳乃

28
親子三世帯に跨る話で、しかも内戦やら、何やらとスペイン情勢がよく呑み込めずに終わってしまった感が・・・最後は駆け足状態でしめられたような。調べながら読めばまた何か違うのだろうか?2016/04/15

Cinejazz

13
1936年スペイン・バルセロナ。ナチス・プロパガンダの権化ベルリン・オリンピックに対抗して、水面下で企画進行していた「人民オリンピック」は、スペイン内戦の勃発により「幻の祭典」と化した・・・。その全貌を掴むため、現代の東京とバルセロナを結び、命の危険を賭して調査取材に挑んだ者達の熱き闘いを描いた<逢坂 剛>さん華生の長編歴史小説。・・・二転三転する大団円まで息つく暇も与えない、練りに練られたサスペンス・ミステリの傑作であり、 屁理屈ぬきに面白い冒険小説としても愉しめた。2024/10/09

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