文春文庫<br> マフィアの棲む街 - 新宿歌舞伎町

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文春文庫
マフィアの棲む街 - 新宿歌舞伎町

  • 著者名:吾妻博勝
  • 価格 ¥590(本体¥537)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
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  • ISBN:9784167609016
  • NDC分類:368.5

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内容説明

新宿歌舞伎町。銃と麻薬が簡単に買え、世界中から娼婦が集まり、外国人マフィア同士の抗争でひっそりと人間が消える。深夜の街の主人公は、ヤクザにホステス、街娼、密入国者。彼らへの単身取材は難航した。腕時計にナイフがつき立てられ、銃口をつきつけられる危険なインタビュー。麻薬密売人、無国籍売春クラブ、拳銃密売──ついにつかんだ衝撃の事実。闇世界に潜む中国人、コロンビア人、イラン人に肉薄し、警視庁を震撼させた戦慄のハードボイルド・ドキュメント!

目次

麻薬密売人Kが消えた
マフィアは暴力団対策法適用外
無国籍売春クラブの秘密
消えた一匹狼「片腕の龍」
マフィア化する日本のヤクザ
メデジン・カルテルの脅威
現役外交官が麻薬取り引きに関与
コロンビア・マフィアとの対決
闇に潜む“殺し屋”の群れ
日本で拳銃を密売する謎の中国人〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

33
よく生きて取材から帰ってきたものだ。ただの一度でなく何度も取材を重ねているので目を付けられていたはず。また相手は人の命をものとも思わない海外などのマフィア。毎晩のように飲み歩き、売春婦の取材のためそれなりの費用は経費として出版社から出たのであろうか?98年の初版なのでバブルは破れていたが、自分が手にしたのは03年版で19刷。そこそこ売れたようだ。昨年久しぶりに歌舞伎町へ足を運んだが、大人の遊び場というより、アジア人観光客の多さに圧倒された。それでもウラの社会は変わっていないのであろうか??2020/01/07

MJ

9
この本の出版は1998年だから内容は古新聞。その後20年が経過し、日本は世界第2位の経済大国の座から陥落、2019年の一人当たりGDPは世界26位の中堅国に過ぎない。一方、国内経済力の低下を受け、新宿歌舞伎町はインバウンド需要へのシフトが進展、より国際化が進んでいるらしい。COVID-19後の世界はどう変わるのか⁈2020/05/18

おおとろ

7
☆☆☆☆ 再読2021/06/10

BB

5
以前に。

たみ

4
1993年~94年にかけて週刊文春に連載されていた記事を訂正・加筆したもの。歌舞伎町周辺の聞き込み取材。ほとんどは海外マフィアが関係する事件ですが、日本のヤクザも密接に関係しているようです。最後、わけもわからず胸にこみあげるものがあり、涙が出そうになりました。著者の取材の熱意に感動したのか、応えた情報提供者の心に震えたのか、感動しているのか、悲しんでいるのか、実はよくわかりません。うまく言葉にできそうもありませんが、読んで良かったと思います。2014/07/12

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