文春文庫<br> 懐しき文士たち 〈戦後篇〉

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文春文庫
懐しき文士たち 〈戦後篇〉

  • 著者名:巌谷大四
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167391027
  • NDC分類:910.26

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内容説明

昭和二十年八月十五日、天皇の玉音放送によって戦争は終結、「戦後」が始まった。二十一歳の若さで三島由紀夫が颯爽と登場し、新風を文壇に吹きこむ一方では、文豪幸田露伴が八十一年の生涯を静かに閉じた。『近代文学』の創刊、昭和十九年を最後に中止されていた芥川賞・直木賞も昭和二十四年には復活、伊藤整のチャタレイ裁判、川端康成がノーベル賞受賞にあたって語ったこと等、戦後の文壇を彩った作家と文学の全貌を、興味深いエピソードで描き出す、生きた戦後文壇史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

27
再読。単行本の『瓦版 戦後文壇史』のほうがふさわしい題名。伊藤整『日本文壇史』と同じスタイルの、文壇内外の事件や、作家の死の前後などを、細かいエピソード満載で書いたもの。2019/10/03

kokada_jnet

19
昭和32年の国際ペンクラブの日本での開催は、昭和30年の世界ペンクラブ代表だった、芳賀壇が独断で誘致をおこなったとのこと。ペンクラブ会長だった川端が、社交性を発揮し、後のノーベル文学賞受賞につながった。2017/05/23

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