内容説明
「武者人形の剣に血が噴きだしてきたとき、人が死ぬ……」母親と弟の事故死。少女のなかで武者人形と葬式がひとつに重なった。そして別荘での父と叔母の情事──思春期の少女の、揺れ動く複雑な心理と夢魔の世界を描く「少女と武者人形」。ネコをかわいがっている家に赤ん坊が生まれると、ネコと赤ん坊で“運”をとりあい、ネコが死ぬ。でもネコの“運”が赤ん坊の“運”に勝ったとしたら──「ネコのいる風景」など、「奇妙な味の小説」十二篇を収めた直木賞候補の連作短篇集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KBS
1
いわゆる奇妙な味に大別される話の短編集。といってもホラー的な描写はごくわずかで一般文芸のような味わいがある。恐怖よりの話では『遭難』が、しみじみとした話では『ラスト·オーダー』がそれぞれ印象に残る締めだった。2026/09/25
こいけ
0
表題作とカトマンズ・ラプソディが特に好きでした。奇妙な味わいの短編集。2015/11/06
丰
0
Y-202005/03/14
まぬー
0
天才山田正紀の短編集を久しぶりに再読😃巻頭の「友達はどこにいる」の意外なオチに涙😢他の作品も粒よりです👍★★★★½2022/07/22
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