日本の名機をつくったサムライたち―零戦、紫電改からホンダジェットまで

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906732579
  • NDC分類 538.021
  • Cコード C0095

内容説明

航空ノンフィクションの第一人者が日本の名機の開発設計者および関係者らにインタビュー。彼らの劇的な人生および傑作機誕生の軌跡が明かされる。「風立ちぬ」だけではない!飛行機を巡る感動ヒストリー。

目次

天才と呼ばれた「九六式艦上戦闘機」「零戦」の設計者―堀越二郎(元新三菱重工業参与、元東京大学講師)
航空機産業の復活に尽力した「YS‐11」の開発リーダー―東條輝雄(元三菱重工業副社長、元三菱自動車工業社長)
「飛燕」「屠龍」など二〇数機を開発したミスター・エンジニア―土井武夫(元川崎重工業航空事業本部顧問、元名城大学教授)
業界の“三賢人”は「呑龍」の軽量化で新人から頭角を現す―渋谷巌(元中島飛行機設計者、元富士重工業常務)
傑作機「彩雲」を設計、戦後「T‐1」で音速の壁を初突破―内藤子生(元中島飛行機設計者、元富士重工業取締役)
「隼」「鍾馗」などの設計者から“ロケットの父”へ転身―糸川英夫(元中島飛行機設計者、元東京帝国大学教授)
「九七式大艇」「紫電改」など、独創的な名機を次々開発―菊原静男(元川西航空機設計部長、元新明和工業取締役)
強い信念で戦中、戦後ジェットエンジンの開発に賭けた男―土光敏夫(元石川島播磨重工業社長、元経済団体連合会会長)
終戦間際、日本初のジェットエンジン「ネ20」の開発に成功―永野治(元海軍技術中佐、元石川島播磨重工業副社長)
「YS‐11」から「MRJ」まで三菱一連の民間機を開発―西岡喬(元三菱重工業社長、元三菱航空機会長)
ゼロからスタートし米国で「ホンダジェット」を事業化―藤野道格(ホンダエアクラフトカンパニー社長)

著者等紹介

前間孝則[マエマタカノリ]
ノンフィクション作家。1946年佐賀県生まれ。法政大学中退後、石川島播磨重工業の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。1988年に同社退社後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

6
本のオビには「風立ちぬ」の流れみたいな事が書いてありますが、前間節はそんなロマンチックでウェットなものではありません。日本の超一流の技術屋たちが、あの時代に何を作り、戦後に日本に何を残したのかを克明に描き出します。「零戦」の堀越二郎氏の狷介にして犀利な人柄など、こんな描写があったのかと感服。2014/01/15

KZT

5
ちょっとこちらが気恥ずかしくなるような本のタイトルだけど、中身は貴重なインタビューや豊富な取材に支えられた後世に残す価値ある書。著者が元エンジニアだけに、技術的な記述も安心感がある。登場人物を殊更に神格化せず、人間味のある描き方も好感。それにしても特に紫電改と橘花の開発は凄くて印象的。2018/11/25

くりまんじゅう

3
日本の航空史。戦前の数々の戦闘機開発の苦悩、蓄積された技術、敗戦。敗戦による航空禁止の7年の間に、世界に取り残された日本。ここ数年、零戦ブームだったけど、日本の航空史において零戦は、氷山の一角に過ぎない。MRJ、是非成功してほしい。ホンダジェットは美しい。菊原静男の章の最後に、感動した。2018/05/06

おたきたお

2
堀越二郎は、零戦は「極限の」戦闘機であって「究極の」戦闘機ではない、との認識だった。「極限の」戦闘機は量産に向かず、装甲も薄く、後に特攻機として利用された。設計者は飛行性能の追及とともに「安全な」飛行機を設計した。戦後「特攻機という非人道的な戦闘機を作った」と非難されたが、本来は急襲後に砂浜や畑などに胴体着陸する想定だったらしい。本著は戦前~現在の飛行機作りの歴史を人物の歴史で描いており、歴史ものであると同時にモノづくり・人づくりが描かれている。最後はホンダジェットに触れられている(北米での創業が吉)。2016/01/30

buchi

1
出版されたのは2013年である。2021年現在、三菱重工の(旧MRJ)計画はコロナにトドメを刺された格好で頓挫してしまった。技術的にはかつての日本は良い飛行機を作ったし今もその技術力は保っている、と信じたい。F-2だって何だかんだ結局良い飛行機だと思う。民間航空機の開発を巡る手続きが複雑化してるのが原因だと思うが、三菱の見通しの甘さは否めない。中国は完成させたのだから。国の基幹産業として成功させるなら国(国交省)の支援がもっとあって良かったとも思う。著者の前間さんにはMRJについての書籍もお願いしたい。2021/08/24

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