笑とる仏―播磨の石棺仏を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901908603
  • NDC分類 718.4
  • Cコード C0072

目次

古法華三尊石仏(加西市)
窟屋の金水の石仏(三木市)
慈眼寺の石仏(三木市)
蓮華寺の石仏(三木市)
延命寺跡阿弥陀石棺仏(加西市)
正法寺古墳公園近くの地蔵(三木市)
南水上石仏(三木市)
大龍寺の石棺仏(小野市)
太山寺磨崖不動明王(神戸市)
春岡寺石棺仏(加西市)〔ほか〕

著者等紹介

岩谷薫[イワタニカオル]
写真家。1992立命館大学法学部卒。在学中より絵画や劇団のポスター等を手掛ける。第4回写真新世紀(主催:キヤノン)入賞。第6回From A THE ART(主催:リクルート)入賞。1993フリーカメラマンとして独立、雑誌、広告の場で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mittsko

11
播磨地域の「石棺仏」を大きく(著者曰く「9割近く」)網羅し、同地域の主だった石仏と合わせて示した写真集。一つひとつを写真に収めるのは、大変な(作者は喜びを感じておられる様子ですが、少なくとも大いに手間のかかる)作業であったでしょう。資料的価値は言うまでもありません。 ※ 個人的な関心は「石棺仏」の全容を知ることにあったが、暖かく穏やかな日本の自然の中にある石仏たちのお姿に接し、民草の信仰世界に関心が向かいました…(*´ω`*) 笑顔の仏さんが多いのは、民衆の信心に近いところにある石仏だからなのかも。2023/01/31

てつJapan

8
【◎】・ 兵庫播州の石棺に掘ったお地蔵さんの写真集。 ・ 古墳の石棺で地蔵を掘る、という文化は知らなかったです。そもそも播州が古墳の宝庫、というのも初耳でした。 ・ 地蔵のある風景写真、としてもとても良かったです。2019/12/15

ゆこ

2
図書館で福袋として組まれたなかに含まれていました。古墳が最も存在するのが兵庫県であるとか初めて知りました。それゆえに古くからの石棺仏もたくさんあると。思えばお地蔵さまって街中にも田舎にもさり気なく居られますね。これまで特になにを思うこともなかったけど、お地蔵さまと景色がとても自然に馴染んだ写真がとても素敵でした。蓮華や紅葉がきれいだという蓮華寺にいつか行ってみたいです。2017/01/05

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