帝国以後―アメリカ・システムの崩壊

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894343320
  • NDC分類 319
  • Cコード C0030

内容説明

イラク攻撃以後の世界秩序。世界の話題を独占中のホットな海外ベストセラー、待望の完訳。アメリカは“帝国”に非ず。ソ連崩壊を世界で最も早く予言した『新ヨーロッパ大全』のトッドが、ハンチントン、フクヤマ、チョムスキーらを逆手にとり、“EU露日VSアメリカ”という新構図、“新ユーラシア時代の到来”を予言。

目次

開幕
第1章 全世界的テロリズムの神話
第2章 民主主義の大いなる脅威
第3章 帝国の規模
第4章 貢納物の頼りなさ
第5章 普遍主義の後退
第6章 強者に立ち向かうか、弱者を攻めるか
第7章 ロシアの回復
第8章 ヨーロッパの独立
ゲームの終り

著者等紹介

トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル][Todd,Emmanuel]
1951年生まれ。ケンブリッジ大学歴史学博士。パリ政治学院を卒業。現在、国立人口統計学研究所資料局長。『第三惑星―家族構造とイデオロギー・システム』(1983)で、全く新しい「人類学的手法」による成果を呈示し賛否両論を巻き起こした。その後『新ヨーロッパ大全』(1990、邦訳二分冊、藤原書店)でその手法をさらに精緻化して、西ヨーロッパ近現代史の新たな読解を行ない、続く『移民の運命』(1994、邦訳、藤原書店)では先進諸国における移民問題を分析。『経済幻想』(1998、邦訳、藤原書店)では、グローバル・スタンダードに拮抗しうる国民国家のありかたを提唱。これらはいずれもベストセラーとなっている

石崎晴己[イシザキハルミ]
1940年生まれ。1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得。現在、青山学院大学文学部教授。専攻フランス文学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

18
2021年から。前から読みたかった。予想通り、アメリカは帝国ではなくなった。中国の発展は読み切れていなかった。ロシアのプーチンも体制がここまで硬直するとは。今までは、世界のどこかで紛争があるとアメリカがのこのこ出かけたり、国連で制裁決議かけたりしたが、これからは当事国同士で向き合っていくしかない。識字率(学力)を高く維持しながら、出生率を2.0以上にする。どこの国のこれからの課題。就職率を高くし、子持ち世帯を税制上優遇する。2021/03/14

ゆうきなかもと

11
出生率と識字率を歴史的事実と照らし合わせて、911以降のアメリカをアメリカを分析している。「カルヴァン派とユダヤ教の聖書を通した絆も忘れてはならない。(本書P166)」や「アメリカ・ユダヤ人の包含は、黒人の排除、そしておそらくはメキシコ人の排除に呼応している。(本書P169)」などのような部分を読むと、トランプ前大統領在職中に再びBLMの問題が再燃したのも頷ける。2021/05/04

イボンヌ

8
2003年出版の本です。 「今日地球上にのしかかる全世界的均衡を乱す脅威は、保護者から略奪者へと変質した、アメリカそのものなのである」P265 大切なのは「…メディアによって養われる“恒常的な偽の警報”の支配を脱すること」P2732017/06/26

Shun

7
アメリカ合衆国を中心とした、帝国主義的なシステムは衰退を見せているという。平成15年(2003年)の書籍のため、令和元年(2019年)時点のブレグジットの行く末の不透明感は感じさせない。識字率や出生率、平均寿命といった社会的弱者の状況を読み取れる数字にその国の現状を垣間見ることができる点に共感した。軍事的競合は利益を産み出さない。混迷とした世界でありながら、平和維持活動、民生支援など日本が果たす役割を常に考えていきたい。2019/06/09

yooou

6
☆☆☆☆★ 人口動態から予想される帝国アメリカの崩壊は先送りされていますが、その分世界の歪みは大きくなってきているように思います。この先5年・10年後どんな未来が現実化するのか憂慮は増すばかりです。2012/08/28

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