内容説明
加速するグローバル化、右肩上がりの規模拡大を阻む社会的経済的状況等、新たな激動の中、いま日本の大学は何をなすべきか―この課題に応え、1990年代以降の改革の歩みを総括するとともに、アメリカとの比較の下、学部・大学院教育の改革、管理運営改革、大学評価のあり方等詳論し、さらに個々の改革と日本社会の将来構想とのより高次的結合を力説した本書は、まさに今後の大学改革を考える関係者必読の書である。
目次
転換期の大学改革
大学教員のみた日米の大学
大学教育の改革―アメリカ・モデルと日本
学部教育の改革
大学院教育の改革
管理運営の改革
大学評価の効用
日本型大学改革のゆくえ
著者等紹介
江原武一[エハラタケカズ]
1941年生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得。教育学博士。比較教育学・教育社会学を専攻。東京大学教育学部助手、奈良教育大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科教授を経て、立命館大学教育開発推進機構教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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