内容説明
アクレディテーションからアカウンタビリティへ、さらに評価の客観性と学位の共通性・互換性の確立へ―ユニバーサル化とグローバル化の趨勢の中ますます重要性を増すとともに、理論と実践の両面で様々な議論と試行が錯綜するこの問題につき、中国、米国、欧州各国等、それぞれ特色ある諸国の実態調査と国際比較を通じ、日本が抱える問題点と改革の具体的方途を追求。
目次
質保証に関する状況と課題
日本における高等教育の質保証の歴史と課題
日本における評価制度の現実
中国における高等教育の質保証―「本科数学評估」による質保証を中心に
中国におけるトランスナショナル学位プログラムの質保証
ヨーロッパにおける高等教育の質保証―「アクレディテーション」をめぐる議論の揺らぎを中心に
ドイツにおける高等教育の質保証―認証評価と選抜方法を中心に
フランスにおける高等教育の質保証
フィンランドにおける質保証システムのリージョン化
イギリスにおける高等教育の質保証システム―基本構造
米国におけるアクレディテーションのアウトカム評価
オーストラリアにおける質保証システムの構築と展開
質保証の現状と課題―まとめに代えて
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