内容説明
国連と地域的国際機構の関係の研究から米州機構の研究までを長年にわたって積み上げ、国家・地域・世界間の新たな関係を視点に精緻に研究を続けてきた著者の論文を集大成した遺著。巻末には米州機構関連の諸資料を多数収録した、国際機構研究者必読の書。
目次
第1部 国際機構(日本における国際機構法研究;国際連合と地域的機構;冷戦後における国際連合と地域的機構の新たな関係:補論;国際連合と地域的機構の関係:60年の変遷と課題;インドネシアの国連脱退および復帰)
第2部 米州機構(米州機構の平和維持機能と国際連合;地域的機関先議の主張;米州機構における紛争の平和的解決;地域的強制行動に対する国際連合の統制;米州機構の現状と課題)
資料編(米州機構憲章の改正;米州機構憲章の改正(カルタヘナ議定書)
米州機構憲章の改正(ワシントン議定書・マナグア議定 書)
米州機構の平和的解決関係文書)