内容説明
理念なき試行錯誤に終始した「改革」を超えて。教育システム全体を見ず、現状打破の声にかられひたすら突っ走った結果は何か。今日本の人材育成に生じている「不整合」を鋭く剔出。
目次
序章 失われた一〇年と人材育成・教育システムの改革
第1章 学校教育の迷走
第2章 企業における人材マネジメントの迷走
第3章 個別教育システム間での不整合―高等学校と中小零細企業との関係を事例に
第4章 日本企業の品質管理問題と人づくりシステム
終章 全体観の欠如と個性の罠
著者等紹介
青島矢一[アオシマヤイチ]
1965年生まれ、一橋大学イノベーション研究センター准教授。専攻はイノベーション・マネジメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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