内容説明
人間関係の捉え直しから水平的社会の構築へ。知の新しい道しるべ。環境、法、医療、福祉等の多領域にわたって、水平的人間関係のあり方を追求する。日本学術振興会人社プロジェクトの成果。
目次
第1部 医療・教育―関係をつなぐ(日本の医師患者関係の現状とこれから―信頼にもとづくパートナーシップをめざして;人々が水平につながり、まとまる―スクールカウンセリングの実践;医療と教育の水平的協働関係の構築―院内学級の現場から)
第2部 環境・福祉・法―水平的人間関係のための制度設計(障害者施設のフィールドで水平的関係を媒介する―研究者の役割とジレンマ;裁判員裁判における水平性の構成―裁判官‐裁判員のコミュニケーションをどう考えるか?;ボトムアップなまちづくり―小笠原村母島でのフィールドワーク)
第3部 決断・性・安全―個人的事情から見た社会(道草考―子どもと大人の視線を水平に重ね合わせる;性に揺らぎを持つ人が語り始めるとき―ボトムアップの契機として;オルタナティブ・オプションズとしての占い―その非科学的な機能を探る)
著者等紹介
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
1962年生まれ。立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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