サービスの「正体」―ホテルニューオータニのマニュアルが薄い理由

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883996599
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0030

内容説明

一人ひとり、心地良い距離感は違う。それぞれのお客様が抱く期待に応え、ときにそれを超えられるのはマニュアルではなく目には見えない「人を大切にする心」に重きを置いているから。一人のお客様との、偶然の出会い。このひとときを大切にしているホテルマンが、普段から、どんな点にまで気を配り、快適な空間と時間、そしてサービスを演出しているのか。

目次

1 THE Manual―それでも覚えるべき最低限のこと(景観に溶け込む“動くオブジェ”;一回のお辞儀に込められたシグナル ほか)
2 THE Mind―見えないことを大切にしたとき、心が通う(一流のホテルマンが大切にする「共感」の習性;限りなく正解に近づいていく気遣い ほか)
3 THE Amenity―言葉では伝わらないもてなし(メモ帳の隣に置かれてあるペンの向き;ゴミ箱の中に入った物以外は、忘れ物 ほか)
4 THE Team―志の調和が生み出す本当のサービス(クリーニングのギネス級最速仕上げ;赤絨毯二枚掛けのチームワーク ほか)
5 THE Adviser―最高のアドバイザーはお客様である(誰が最大のライバルか;クレーム、受け付け中! ほか)
6 THE Life―ホテルマンとして生きるということ(容姿端麗、美男美女であるべきか;超一流と一流の違いは、誰もいないフロントが証明する ほか)

著者等紹介

小山薫堂[コヤマクンドウ]
1964年熊本県生まれ。放送作家、オレンジ・アンド・パートナーズ、N35 INC.代表。「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「世界遺産」など数々の伝説的なテレビ番組を手がける。2003年には「トリセツ」(テレビ朝日)で、国際エミー賞を受賞。テレビの仕事以外にも、ラジオの企画・プロデュース、パーソナリティの他、エッセイ・コラム、小説の執筆、絵本翻訳、レストランのプロデュースやアニメのナレーションなど多岐にわたり活躍中。2007年夏にスタートした「東京スマートドライバー計画」では、発起人として、首都高速道路株式会社や多数のクリエイターらとコラボレートし、首都高ドライブを安全に心地良くするための情報発信を行なっている。1年半にわたるホテルニューオータニ滞在体験を持ち、「日光金谷ホテル」のアドバイザーをつとめるなど、ホテルへの愛情は深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。