内容説明
何が起こるかわからない。フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いててんやわんや。近代化の風潮と伝統的風習のはざまで悪戦苦闘しつつ積み重ねられた助産院の十三年。丸裸の人間がみえ、本当の豊かさを問う泣き笑いの奮闘記。
目次
1 現地の医療事情(なんでも「ハプン」の国;赤ちゃんが泣く理由 ほか)
2 貧困、されどたくましき妊婦たち(勇敢なおかあさん;祈ることしかできない ほか)
3 行ったり来たりしながら(現場に来る前に考えてほしいこと;英語ができれば大丈夫? ほか)
4 あぁ、でもここがフィリピン(添加物だらけの食生活;手を洗うな!? ほか)
著者等紹介
冨田江里子[トミタエリコ]
1976年大阪に生まれる。看護師・助産師。1993年、青年海外協力隊でモルジブ共和国の地方病院に2年間勤務。1997年から夫の植林事業(NPO)に付き添いフィリピンに暮らす。現地の貧しい母子が置かれる状況に2000年バルナバクリニックを作り現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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