なぜ水俣病は解決できないのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863290358
  • NDC分類 519.12
  • Cコード C0036

内容説明

患者、支援者、医師、研究者、官僚、チッソ幹部らによる証言録。

目次

公式確認、そして胎児性患者
差別都市
闘士たち
巨人と巫女
水俣病研究―いばらの道で
メディア―水俣病を伝える
政治の季節
増え続ける患者
支援者と呼ばれた若者たち
関西、そして新潟
チッソ
なぜ水俣病は解決できないのか

著者等紹介

東島大[ヒガシジマダイ]
1966年福岡県生まれ。NHK記者。水俣病問題の取材を続ける一方、青色LED開発に関する特許権訴訟をスクープ。現在、NHK北九州放送局ニュースデスク。熊本学園大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふさたろう

1
我が国の政府は一体どちらを見て政治を行っているのか。「民間は信用できない」行政がよく口にする言葉ではあるが、年金問題で露呈した通り、公的機関も信用できないではないか。見ざる言わざる聞かざるを決め込む政府は、司法の判決などの民主的手法を全く無視して小手先の解釈を振りかざす。もっと人間味のある対処はできないのか。この文明を享受しているということは、わたしも間接的に当事者になるのだろう。静かに怒りが湧いてくる。2010/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/330226
  • ご注意事項