出版社内容情報
絵画は歴史の中で描かれます。つまり絵画作品は、様式や傾向も含めて、歴史の動きや流れとなんらかの関係があると言ってよいでしょう。
本書では、作品が生まれた背景や歴史的位置づけ、そして絵画の見方について、世界史の流れや変化とともに解説していきます。近世から現代まで、どんな絵画や芸術運動が生まれ、それらにはどのような特徴があるのかを世界史の中で理解することができます。その過程で絵画の存在意義が問われ、「わかりにくい」と言われる「現代アート」が生まれていった理由も見えてくるでしょう。フルカラーで絵画と世界史の変遷が一緒に学べる「西洋絵画の世界史」です。歴史や美術鑑賞が好きな方はもちろん、教養を深めたいビジネスマンにもおすすめです。
内容説明
「絵画」はなぜ、わかりにくい「現代アート」になったのか。世界史の中で、絵画が生まれた背景と歴史的位置づけがわかる!!
目次
第1章 近世(古典絵画)―人間の発見と絵画(ルネサンス―生きることは喜びなるかな;バロック・ロココ―権力者たちの芸術;17世紀オランダ絵画と新古典主義―市民への眼差し)
第2章 近代(近代絵画)―人間の自立と絵画(ロマン主義・写実主義―感情と個性の解放;印象主義とポスト印象主義―反逆の始まり;世紀末芸術―官能と破滅への衝動;キュビスム・フォーヴィスム・表現主義―平面・彩色・表現)
第3章 現代(現代アート)―人間の多様と絵画(ダダとシュルレアリスム―現実の否定の探求;抽象表現主義とその後―アメリカの挑戦と絵画の死)
著者等紹介
福村国春[フクムラクニハル]
慶應義塾大学文学部卒。東洋史学専攻、美学美術史学専攻。専門は世紀末芸術。都内で歴史総合大学受験塾・史塾を運営し、世界史・日本史を指導。東大・一橋・早慶を中心に高い進学実績を誇る。一般向けに美術史のオンライン講義も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷菓子
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