出版社内容情報
科学;サイエンス;環境
内容説明
環境は、地球も、社会も、室内も、みんな何かの問題を抱えている。これを汚さず、資源を使い切ることもせず、大切に使い続けるためには何が必要か。考えるための基礎知識。全体像が見える「超」入門。ニュートラルな目線で易しく解説。
目次
環境問題はいつから、どのように始まったのか
地球温暖化の原因と進み方
地球の水をめぐる環境と問題
地球の大気の成り立ちと汚染
母なる大地の環境は―構造と資源と汚染
人口爆発、食糧危機にどう対応するのか
便利なプラスチックが環境を汚染する
化石燃料から再生エネルギーへ
身体の環境―健康をどう守るか
原子力は環境と折り合いをつけられるか
3R活動で循環型社会に変えられるか
SDGsをどう進めるか―後世にツケを回さないために
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
3
環境問題はいつから、どのように始まったのか 地球温暖化の原因と進み方 地球の水をめぐる環境と問題 地球の大気の成り立ちと汚染 母なる大地の環境は―構造と資源と汚染 人口爆発、食糧危機にどう対応するのか 便利なプラスチックが環境を汚染する 化石燃料から再生エネルギーへ 身体の環境―健康をどう守るか 原子力は環境と折り合いをつけられるか 3R活動で循環型社会に変えられるか SDGsをどう進めるか―後世にツケを回さないために2021/10/07
チョコ
2
環境について科学の視点から解説した本。学生時代に学んだ日本の四大公害病の発端や職場でも取り組んでいるSDGsがどのような内容なのかをあらためて知ることができた。文章は丁寧で読みやすい良い本だった。刊行は2020年なので情報やデータはやや古いが、タイトル通り「環境と科学」が自分たちの生活にいかに紐付いているかが納得できた。2025/01/06
t a
1
かつての公害問題から現代の原子力、温暖化、SDGsなどのほかアレルギーなども"身体の環境"として扱うなど幅広いトピックについて簡潔にまとめられた良書。最初の章から、環境ホルモンなど忘れていたトピックの顛末が書かれていて勉強になる。人口問題が環境問題の多くと繋がっているという点は納得。SDGsの節も、簡潔だが目標項目ははっきり列挙して説明されており親切。2021/02/21
ちこ
0
エラマーさんの紹介で。フラットに科学(むしろ化学)的に色んな項目について書かれている。プラスチックあたりからやや難しくなり、流し読み…。SDGsとか地球サミットとか、建前はもうどうでもよくなってくる。この本からフラットな解説を受けて、やっぱこのまま地球というか人類は近いうち滅びるしか道がないような気がしてきますね。2025/01/31
言いたい放題
0
斜め読み2023/06/14